昨日は、吉田ソース創業者の吉田潤喜会長の講演会に行って来ました。

 

 

 

吉田会長のお話を直にお聴きするのは初めてでしたが、本当に気持ちの温かい方で、あっという間の1時間半でした。

 

 

 

色々とお話しくださった中で、いくつか、とても印象的な話題がありました。

 

 

 

そのひとつが、「自分の見栄を、どうコントロールするか」ということです。

 

 

 

創業した会社がようやく軌道に乗ったとき、吉田会長、見栄を張って、ベンツを購入し、当時、かなり高かった携帯電話サービスに加入し、ラジオのコマーシャルを流し始めたそうです。

 

 

 

すると、みるみると業績が悪化し、破産間近となってしまったとのこと。

 

 

 

それ以来、自分の見栄をコントロールすることの重要性を痛感されたそうです。今も、高級車には乗らず、運転手をつけず、自ら運転されているそうです。

 

 

 

見栄を上手にコントロールできるかどうかは、かなり金運の良し悪しに関係しているように思います。

 

 

 

見栄を張ってお金を使う。たとえば、自分を必要以上に大きく見せるために、身の丈を超えた高級ブランドの洋服やカバン、時計を買ったりすると、お金はいくらあっても足りなくなります。

 

 

 

それに、そういう物欲って抑えられないのですよね。自分自身、高級品に飾られていないと自信が持てない一方で、世の中には高級品があふれているからです。

 

 

 

見栄を張ってしまうときって、ひとからどう見られているのかが気になっている場合が多いですよね。

 

 

 

だから、見栄をコントロールできるようになるには、自己肯定感を上げることが不可欠なのだろうと思います。

 

 

 

そしてもう一つ。

 

 

 

わたしは、自己開示するのがあまり得意ではありません。

 

 

 

昔から、結構「変わっているよね」「何考えているのか、分からないよね」といわれることが多くて、本音や自分の考えていることを話しても、分かってもらえないだろうと思いがちです。

 

 

 

ひとから批判されるのに疲れてしまったのかもしれません。

 

 

 

でも、もしかしたら、これも見栄を張ることに含まれているのではないかと、ハッとしました。

 

 

 

自己開示をしなければ、誰かから批判されることもなく、安全地帯に身を置くことができます。

 

 

 

でも、それをしてしまうと、本当にシェアしたいことを伝えることが難しくなってしまう。

 

 

 

相手に信用されるには、自分を売ることが必要であると、吉田会長は話されていました。

 

 

 

自分を売るというのは、自己開示して、わたしはこういう人間ですと、柔らかく示すことなのかもしれません。

 

 

 

つい半年前まで、このようにブログで継続して文章をつづることが、とても難しく感じられていました。

 

 

 

けれども、オタオタしながらブログを書きはじめると、書くことによって、自分がぼんやり考えていることが、少しずつ形になっていくのが見えてきます。

 

 

 

この世の中の仕組みを、もっと根源的に理解したい。

 

 

そして、自分が分かった内容を共有することが、ほかのひとたちに対してメリットをもたらすのなら、もっと積極的にシェアしたい。

 

 

 

今、わたしが望んでいることは、まさにこれであると、昨夜、はっきり分かりました。

 

 

 

この望みをどんどん叶えていくために、もっと自己開示することが必要なのであれば、それは、ぜひ、していこうと思います。

 

 

 

吉田会長のお話を伺って、そう決心しました。

 

 

 

エネルギーって、本当にひとからひとへ、伝わっていきます。吉田会長、本当にありがとうございます。