おはようございます。
昨夜、アルコールが入った状態でブログを書きましたが、肝心のこと、書き忘れているのに気づきました。そのため、加筆して、再掲しますね。
さて、タイトルに掲げた「ネイタルチャートは、わたしたちの潜在意識を投影している」ということ、前回のブログでさらっと書いてしまったのですが、これ、とても大切なことなので、ちゃんと書く必要があると思いました。
ネイタルチャートとは、わたしたちが生まれた生年月日及び時間と、生まれた場所によって定まるホロスコープのことです。
わたしたちの潜在意識って、かなりデコボコ(=凸凹)しています。
だれかに初めて会うときも、そんなに話したわけでもないのに、あっ、このひととは、なんだか仲良くなりそう!とか、このひとと一緒にいるのは気詰まりんだな…とか、直感的に感じることって、結構ありますよね。
実は、その感覚って、かなり当たっています。
それは、わたしたちの直感は、お互いの潜在意識のデコボコを、ちゃんと把握できているからなのですよね。
そして、その潜在意識のデコボコこそ、ネイタルチャートに投影されているものなのです。
占いをそんなに好きではない方にとっては、えっ!と思われるかもしれませんが、わたしたちの生年月日って、自分の性格を知る上で、とても重要なデータではないかと思います。
yujiさんというヒーラーの方が、『星読み語り』という書籍を書かれています。
わたしたちのネイタルチャートにおける惑星が、1から12に分かれるハウスのどこにあるかによって、わたしたちが、今世において、どのステージで頑張るために生まれてきたのか、何をどんな風に学ぶべきかが分かると、解説してくださっています。
その内容は、分かりやすい口調で説明されていますが、その中身は、かなり深いなぁと思います。
yujiさん、「(出生時の)ホロスコープは、自分がこの世に生まれた瞬間に、空に浮かんでいた天体のスクリーンショット」であり、「そのエネルギーを真正面から受け、転写された存在が、他でもない自分」であると、書かれています(『yujiの星読み語り』82ページ)。
それに少し加筆しますと、わたしたちの魂は、この世に生まれてくるときに、特定の人生のテーマを持っていて、そのテーマを経験するのにふさわしい設定(生まれる国や地域、両親、家庭環境、性質など)を選択しているという考え方があります。
そういう潜在意識を選択したからこそ、その瞬間、この世に生まれてきたというべきか。
出産のとき、赤ちゃんは、この世の空気を吸って「オギャー!」と泣きますよね。その瞬間、赤ちゃんは、この世のエネルギーに直に触れます。
そのとき、赤ちゃんの潜在意識は、宇宙における惑星(の位置に投影されているとみるのです。
えっ、それなら帝王切開はどうなるの?という疑問が浮かぶかもしれません。
以前、わたしもその疑問にぶつかったことがありました。
おそらく、帝王切開によって、産まれるというシチュエーションも、ある意味、赤ちゃん自身が選択しているのかなぁ…と、今は、思っています。
だからこそ、わたしたちの性質や本質を理解するうえで、いつ、どこで産まれたのかというデータは、とても重要になるのですね。
ネイタルチャートに限らず、たとえば、四柱推命でも宿曜占いでも、生年月日をもとにそのひとの本質をうらなう占術は、程度の差はあるにせよ、そのひとの潜在意識の形を投影していると思います。
ネイタルチャートは、無料で調べることができます。たとえば、Google検索で「ネイタルチャート 無料」とキーワードを入れると、一番先に表示されるのが以下のサイトです。
最初に、自分のネイタルチャートを調べて、yujiさんのご著作と照らし合わせたとき、わおっ!こんなことまで分かるんだ…と、感動してしまいました。
たとえば、第1ハウスから第12ハウスまで、各ハウスが表す領域が定められていると、解説されています。自分のネイタルチャート上、どのハウスに多くの惑星が含まれているかを調べると、この人生において、どの分野に力を入れるべきなのかが見えてきます。
各ハウスが表す領域については、このサイトでも詳しく解説されていますので、もしよろしければ、ご参照くださいね。
日本では、まだ、占いに対して偏見があるような気がしますが、少なくとも、ネイタルチャートを手がかりに自分自身の潜在意識の形を知るというのは、自分の本質を理解するうえで、とても有益ではないかと思っています。
ご自分の本質とは一体何なのだろう。そんなことをふっと思われたら、一度、ネイタルチャートを調べて、この世に誕生した瞬間の各惑星の配置がどうなっているのか、調べられてみては、いかがでしょうか?