子供が成長するとともに自我が芽生えて外食も難しくなってきました。
粉ミルクではなく食事から栄養を摂るべく、日々の食事作りにも時間と手間がかかります。
そして、栄養面を考えるとやっぱり素朴な和食が一番!
そこで、目下お役立ちのドイツの食材がこちら。
コールラビ(Kohlrabi)
語源はドイツ語で、キャベツの意味のkohlとカブ B. rapaから《wikipediaより》
確かにキャベツの色をした、大きめのカブといった外見です。
肥大した茎の部分を皮を剥いてからいただきます。
ドイツの大根は、あまり美味しくないとの評判。
そこで、大根の代用としてコールラビの膾を作ってみました。
新鮮なコールラビを細切りにし、塩を振って水を切り、お酢や砂糖で味をみて、仕上げに胡麻をパラパラと振りかければ完成。
シャキッとした食感も少し残して、ビールにも合う箸休めの一品です。
別の日には、カブの代用として、コールラビの肉そぼろ餡かけ。
一口大に切り揃えたコールラビを、胡麻油で鶏挽肉と炒め、かぶるほどの出汁で煮込みます。醤油、みりん、砂糖で味を調え、水で溶いたジャガイモ粉(片栗粉の代用)でとろみを付けて完成。
クセのない食材なので、お出汁や調味料がよく染み込んで美味しい。
他にも、擦りおろして塩鯖に添えたり、薄切りにして鍋に入れたり、日々の食卓に欠かせない存在です。
ひと株で1ユーロを切るお手頃価格なのですが、日持ちも良く、老化を防ぐビタミンCを多く含み、更に加熱しても栄養成分が損なわれないそうですよ。
そんな良いことづくめのコールラビ、日本でも宮崎県などで栽培されているようです。是非、お試しください♡


