アジア食材が手に入りにくいことを以前記事にしました(前回の記事はこちらをクリックしてください♥)
逆も然りで、日本では珍しかったり高価な食材でも、ドイツでは簡単に入手できるものがあります。
例えばビーツ!
『食べる血液』と異名を持つほど鉄分が豊富で造血作用の高い野菜。こちらではRote Beteとして一つ1ユーロほどで売られています。
色抜けを防ぐため、お塩とお酢を入れて十分に茹で、スライスまたはカット。
フレッシュトマトと、これまたドイツではありふれた冬野菜のFeldsalatと一緒に、オリーブオイルで和えます。
仕上げにレモンを絞り、フェタチーズをちぎって載せれば完成です。
塩胡椒せずともチーズの塩気で十分。

ヘルシーで簡単、しかも根野菜なので腹持ちも良し!
次はお肉料理。
ドイツ料理の定番はSchnitzel(カツレツ)ですが、今回は簡単にガーリックソテー。豚の脂を少し拭ったところにバルサミコ酢と蜂蜜を煮立たせてとろみのあるソースに。
《補足⇨本場ウィーンでは仔牛を使うようですが、ドイツでは豚肉の脂身の少ない部位を使います。家庭用のパックがスーパーで安く買えます。》
付け合わせは、ドイツで冬に多く出回るラディッシュ。束でなんと1ユーロ未満とお買い得。葉ごとフライパンで焼き色を付けて、バターと醤油、米酢を煮立てた和風ソースを絡めてみました。

もう一品はじゃがいものポタージュ。
煮崩れやすい性質のじゃがいもを水から茹でほぐし、コンソメと牛乳を加えます。
最後にとろみを付けたかったので、片栗粉の代用として、水に溶かしたじゃがいも粉をひと匙。
ペッパーをふって出来上がりです。
バター不使用、ミキサーも使わないお手軽メニュー。

旬の食材はそれだけで美味しい!
ドイツの冬野菜には他にもケールや芽キャベツ、セロリの根、チコリ、、、たくさんあるようです。
また折を見てチャレンジしてご紹介出来ればと思います。
こうしたら美味しいよ〜!という情報もお待ちしています!