【ウィーン】黄金のホールで聴くモーツアルトコンサート | Frankfurt☆Blog

Frankfurt☆Blog

ドイツのグルメ・暮らし・旅を写真で綴っていきます

今回のウィーン旅行のクライマックスはこちらのコンサート。
ウィーン・フィルの本拠地であるGlosser Saal(別名”黄金のホール”)は音波が理想的に反響するよう建築されており、今もニューイヤーコンサートが毎年催される名高いホールです。
オペラ座は夏の休演期間を迎えていたため、こちらの期間限定モーツアルトコンサートを予約しておきました。

14693933120.jpeg

豪華絢爛な装飾。
演奏家も指揮者もなんと中世貴族の装いで登場。
これは少し興醒めでもありますが、エンタテイメントとしての要素ですね。

14693929750.jpeg

天井画に至るまで、細部に豪華を極めたホールは、当時の有名な評論家を苛立たせたほどであったようで、その詳細は以下リンクでご参照いただけます。
https://www.musikverein.at/dermusikverein/musikvereinssaal.php?lang=jp

14693930240.jpeg

さて、演奏されたのはモーツアルトの名曲。
『ドン・ジョバンニ』序曲
『フィガロの結婚』より「もう飛ぶまいぞこの蝶々」、『魔笛』より「パパゲーノとパミーナの二重唱」
アイネ・クライネ・ナハトムジーク
ここで幕間の休憩。
夕食を取っていなかったので、フィンガーフードを頂きました。

14693930580.jpeg

後半は交響曲40番、41番『ジュピター』
ヨハン・シュトラウス の『美しき青きドナウ』
そして、お約束とばかりに『ラデツキー行進曲』の拍手喝采で幕を閉じました。


エンタテイメントとしてはおそらく一流!
演奏の質としては、今一つなのですが、期間中毎日同じプログラムが続く演奏家の立場になれば、致し方ありませんね。


Gesellschaft der Musikfreunde
Musikvereinspl. 1, 1010 Wien
Austria
Tel:+43 1 5058681
https://www.musikverein.at/?lang=jp