ひとり息子、17歳、高校3年生


ただいま、絶賛、受験生の夏を体験中



この夏

息子が思う存分、

好きなように受験勉強をできるように

夫が思う存分、

キャンプに行けるように


たまちゃんとのお留守番を

私が一手に引き受けた結果

行き詰まって、息詰まった先週



7月の最終週から8月の前半は

ほぼ予定を入れずにいたら


どんどん心がしぼんできて…


息子に対して

だんだんイライラしてきて…

八つ当たりしたり、嫌味を言ったり


そんな自分に自己嫌悪



心の底にある想いを取り出してみたら


「ママは、この夏休みを

楽しまずに我慢しているのだから

もっと感謝しなさい!!」

という気持ちが最初に出てきた



この想いを、もう少し掘れるかもと

目を逸らさずにいたら


息子から

いつでもどこでも

『良いお母さん』と思われていたい

という本音が出てきた



もともと心配症な性質な上に

息子からよく思われたくて

アレコレ尽くしてきた17年間だった


最初は感謝されていたことも

次第に当たり前になってきていて

感謝が足りない!とイライラする


そのイライラを爆発させては

せっかく貯めてきた

良いお母さんポイントを

マイナスにする


そしてマイナスを取り返そうと

今まで以上に、息子に尽くす

という泥沼のようなスパイラルに

陥ってきたことが分かった



この「良いお母さんと思われたい」を

断捨離すると決めて


息子にひとりお留守番をしてもらって

たまちゃんと私もキャンプに

参加することに決めた


そう決めたら、心がスッーとした



息子が受験勉強をしてもいいし

遊びに行ってもいい


一度きりの高校3年生の夏休み


時間をどう使うかも息子の領域


来春の大学受験の結果も

受け止めるのは、息子自身


そんな当たり前のことに

やっと気づいた



息子の歩く道において

私が手を引いて歩く時期は

とっくに終わっていた


並んで歩く時期も終わっていた


今は、木の上からそっと眺めて

必要なことがあれば

紙飛行機で飛ばす


そんな距離感に変化していたのだな



息子の存在で

自分の存在意義を満たすことも辞める


さて、これから私は何をしたい?


アンパンマンのマーチを

口ずさんでみる






*歌詞の画像はお借りしました*