毎週日曜日の夜10時。


NHKのBSプレミアムドラマ「舟を編む〜私、辞書つくります〜」を観ています。


2月18日スタートのタイミングでは、このドラマの存在に気づいていなくて。


お友達から、3月中旬の再放送を知らせてもらって、見始めました。



「舟を編む」の映画版は観たことがあって

内容を知った気になっていたけれど。


ドラマ版では、より丁寧に辞書をつくる工程や意義が描かれていて。


主人公のミドリちゃんの言葉が

どんどん豊かになっていって。


何気なく知った気になって使っている

言葉の意味を

私も深く知りたいと願うように

なっています。



紙の辞書を買おうと思ったのは

人生で初めてかもしれない。


辞書は、自分で買うものでなく

買い与えられるものだったから。



かつて、言葉の解釈をめぐって

お友達との気持ちが行き違ったことが

ありました。


その時は、反論したい気持ちを飲み込んで

私の中でモヤモヤとした気持ちだけが

残りました。


あの時に、辞書を引くという発想が

持てていたら

そのお友達との関係性も違ったものに

なっていたかもしれません。



言葉に傷つくこともある。


言葉に傷つけられることもある。


言葉に救われることもたくさんある。


自分の中にある気持ちや思考、感性を

言葉にすることで、繋がりが生まれる。


まずは

自分自身との繋がりを愉しむために


今、辞書が欲しいです。