病院に
連れて行かれて
震えてた
場所の記憶
どこまであるの?
健康体そのもののたまちゃんですが、肛門腺を絞ってもらうために、毎月病院に通っています。
その病院では、何度か注射もしていただいて。
その時の記憶があるのか、病院に近づくとブルブル震える、たまちゃん。
病院の中では、か細い声で泣きながら、ウロウロしています。
ワンコにも、好きな場所の記憶も、苦手な場所の記憶もあるものなんだなぁと実感する病院通いです。
🐾 🐾 🐾
息子の友達に、私が「リーダー」と呼んでいる男の子がいます。
リーダーは、息子が中学1年生の時に初めて組んだバンド仲間のひとり。
ギターもベースもドラムも出来て、ピアノも上手で、歌も歌えるマルチな才能の持ち主です。
性格も前へ!前へ!とずいずい行けるタイプ。
当時、中学1年生だったリーダーの積極性に、一目でファンになったと同時に。
出る杭は打たれるにならないといいなぁと、要らぬ老婆心を発揮したものでした。
そして、縁あって息子とリーダーは同じ高校に通うことになり。
毎日待ち合わせて学校に行ったり、家に泊まりに行ったり、バンドを組んだりと仲良くしていて。
息子から、ほぼ毎日リーダーの話が出ます。
高校生になったリーダーは、ますます前へ!前へ!と元気いっぱいで。
打たれるどころか、出る杭で目立って、みんなが集まる人気者のようです。
息子もリーダーのことが大好きで、リーダー繋がりで仲良くなったお友達もたくさん。
出る杭が打たれるなんて、もう時代遅れの発想だったかなと思います。
投資の勉強をしていた時に、リスクという言葉の語源は「勇気を持って試みる」だと知って。
リスクを取ると、損をすることもあるけれど、利益を得ることもあって。
大きくリスクを取った時には、リターンも大きくなる可能性があるのだと理解していて。
出る杭になることは、リスクもあるけれど。
勇気を出して飛び出てみたら、他の人より先に見える景色があるのかもしれません。
子どもの頃から「変わってる」と言われることの多かった私は、今まで、いかに自分の杭を目立たせずに過ごせるかを腐心してきました。
でも、リーダーが高校生になってからもますます輝いて、楽しく過ごしている話を聴くにつけ。
私も出る杭になってみようかと野望を抱くのでした。