KILL 超覚醒 インドのバイオレンスアクション映画です。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「KILL 超覚醒」

 

を観てきました。

 

ストーリーは、

インド東部ジャールカンド州から首都ニューデリーへと向かう約1200キロのルートを走る寝台列車に、総勢40人の凶悪な武装強盗団が乗り込んでくる。乗客から金品を奪っていたが、大物実業家が乗っていることを知り、その娘トゥリカを人質にとる。そこに居合わせたトゥリカの恋人アムリトはインド特殊部隊に所属する最強の男だった。

というお話です。

 

 

対テロ特殊部隊の隊員アムリトは任務が終わり戻ってくると、恋人のトゥリカから連絡が入っており、父親が決めた人と結婚させられると言うのだ。簡単には断れず、婚約式だけ済ませてニューデリーへ行くらしい。アムリトは急いで彼女の元へ行こうとニューデリー行きの列車に乗ることに。

ラーンチー発ニューデリー行きの特急寝台列車にトゥリカの家族が乗り、アムリトも同じ列車に乗り込んだ。この列車に40人の武装強盗一族が襲撃してくる。刀を振りかざし乗客から根こそぎ金品を奪うのだ。



 

一味のリーダーの息子・ファニは、実業家タークルとその娘トゥリカに目をつけ、身代金目的の誘拐をもくろむ。しかしこの列車には、トゥリカの恋人であるアムリトも乗っている。トゥリカに手を出したファニをアムリトが許す訳が無い。

軍隊仕込みの格闘術でトゥリカとその家族を救出したアムリトだったが、圧倒的に数で勝る敵との全面戦争になだれ込んでいく。やがてノンストップで走り続ける列車内は地獄と化していき、誰にも想像しえない事態へと突き進んでいく。後は、映画を観てくださいね。


 

この映画、派手なアクション満載で忙しい内容でした。思い出したのは、スティーヴン・セガールの沈黙シリーズ「暴走特急」。あちらはテロ集団に列車が襲撃されて、粒子ビーム砲のアクセスコードを手に入れる話だったけど、今回は一族で強盗団をしていて、乗客の金品を狙うというケチな泥棒のお話なんですけど、アムリトを怒らせてしまい大変なことになります。

 

アムリトは対テロ特殊部隊の一員で、凄く強い人でした。刺されても殴られても起き上がってきましたから。ゾンビのようでしたが人間でしたね。そんなアムリトの親友ヴィレシュも強くて、彼こそゾンビのようでした。どんなに強くても強盗が40人相手では、さすがに辛いですよ。まして強盗団、結構強いんです。

 

 

それに列車の中だから狭いでしょ。戦い方が限定されて、大変そうでしたが迫力はありました。全部接近戦になるので、やっぱり体力のある方が優位なんです。銃とかはほとんど使えないし、大きなナイフというかナタのようなモノで戦ったり、肉弾戦でしたね。

 

内容は凄く簡単なモノなんです。列車に乗ってたら武装集団が襲ってきて強盗を働いていくんだけど、たまたま乗っていたトゥリカの父親はインドでも有名な企業の社長なのかな?とにかくお金持ちなので、捕まえて身代金を要求すればいいじゃんと強盗が考え始めるんです。

 

 

強盗団は親族でやっているようで、叔父とか息子とかそんな一団なんです。そしてボスの息子ファニは頭が良く、父親に反発して儲けようとするんです。ボスのベニは客から奪った金品だけで、他のことをしたら警察に一族全員が捕まることになると思い慎重なんです。

 

そんな父親に逆らい、勝手にトゥリカを捕まえて、その父親に言う事を聞かせようとするのですが、トゥリカに手を出されてアムリトが凄く怒るんです。そしてファニに攻撃をするので、ファニは人質のトゥリカに手を出したりするんです。このファニという男、本当に性格が悪い男でした。

 

 

凄いアクションが続きファニとの対決でアムリトはキレてしまい、凄い戦いになります。ファニと戦う前に部下たちを倒すんですけど、もうスプラッターに近い殺し方をしてしまいます。ちょっとやり過ぎだから辞めなさいと言いたかったけど、アムリトの仲間たちも殺されていくので、辞めなさいとは言えなくなっちゃうのよ。

 

だって、アムリトたちは最初は捕まえるつもりで急所をハズしていたと思うんです。軍人ですしね。でも相手が殺しにきているので、もう手加減は無理だと言わんばかりに頭を殴り潰したり、凄いことをしていました。消火器で殴るのは良くないよ。

 

 

なんかあまり作戦という作戦をたてずに行き当たりばったりで戦っているように見えたので、もう少し考えて欲しかったかしら。鬼滅の”無限列車編”のように一般車両ではなく寝台列車だったので作戦は立てにくかったのかな。

 

それにしても列車内でのアクションは凄かったです。2人で40人を倒したんだから1人20人の武装集団を倒したということで、いくら強くてもしんどかっただろうな。もう少し乗客の人たちも協力して欲しかった。たしか1~2組の家族しか一緒に戦ってくれなかったんじゃないかな。

 

 

私はこの映画、お薦めしたいと思います。アクションは凄いので、それだけ観てください。ストーリーはちあまり期待せずに観て欲しいかな。映画として104分なので軽く観れるサイズだと思います。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「KILL 超覚醒」