「土竜の唄 FINAL」潜入捜査もそろそろ大詰め。今度こそ本当にファイナルになるか!笑えますよ。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

「土竜の唄 FINAL」を観てきました。

 

ストーリーは、

潜入捜査官「モグラ」として、凶悪な犯罪組織・数寄矢会に潜り込んだ菊川玲二が、洋上の豪華客船を舞台に組織トップの轟周宝逮捕に向けて奔走する。モグラとして潜るところまで潜った玲二の最後の任務は、過去最大級の取引となる6000億円の麻薬密輸を阻止すること。そんな玲二の前には、轟周宝の長男で最悪の敵となる轟烈雄が現れる。さらには、謎のフェロモン美女・沙門にハメられた玲二は、恋人である純奈との修羅場を迎えるハメになり・・・。

というお話です。

 

 

警察学校創立以来、最低の成績で卒業。始末書枚数、ぶっちぎりのワーストワン。ちょっぴりスケベだがまっすぐで熱すぎる警察官・菊川玲二があるひ突然、潜入捜査官”モグラ”に任命!日本最凶のヤクザの組織に潜り、トップの轟周宝を挙げる事を命じられる。

 

潜るところまで潜った玲二の最後の任務は、過去最大の取引額6000億円の麻薬密輸阻止!イタリアマフィアとの取引で、イタリアから運び込まれたコンテナを日本で受取り、売り捌く計画の轟周宝は、その計画の指揮を玲二に任せる。玲二も、これで轟周宝を逮捕出来ると張り切っていたのだが、ある日、突然に海外から帰ってきた轟周宝の長男・轟裂雄が、玲二の代わりに総指揮を取ることになり、玲二は裂雄の下で働くことになってしまう。

 

 

警察の上司は、玲二の情報を元に、税関で万全の体制で用意をしているのだが、何故か、コンテナの中も、何の問題も無く、何処にも麻薬らしきものは見つからない。何かがおかしいと思いながらも、税関を通し、引き渡してしまう。このままでは、轟周宝を逮捕出来るだけの証拠が揃わない。

 

それでも必ず逮捕出来ると意気込んでいた玲二だが、イタリアマフィアとの取引の場に、轟周宝は現れず、裂雄のみで取引は完了してしまった。計画とは違う事に玲二が戸惑うが、直ぐに裂雄にコンテナの輸送係をまかされ、仕方なく、言われた通りにコンテナを輸送することとなる。

 

 

一方、現場に現れなかった轟周宝は、何故か世界一周をする”海上の楽園”こと超豪華客船に乗っていた。そして、豪華客船には、玲二の恋人の純奈も乗船していた。玲二にフラれたと思い、傷心旅行に出るつもりなのだ。それ以外にも、客船には、何か謎が隠されているようだった。

 

このままでは、大量の麻薬と共に、轟周宝にも逃げられてしまう。モグラ史上最悪の危機が襲うなか、果たして玲二は轟周宝をブタ箱に入れ、”キングオブ土竜”となることができるのか?!そして、魂の兄弟、不死蝶・パピヨンこと日浦との絆は・・・。後は、映画を観てくださいね。

 

 

土竜の唄のファイナルでした。うーん、まぁ、こんなもんでしょ。コメディですからね。可もなく不可もなく、観たら、直ぐに忘れちゃうような内容でした。必ず、正義は勝つように出来ているし、悪と言っても、笑っちゃう悪なので、とても楽しめました。

 

今回は、今まで潜入捜査して追ってきた轟周宝を逮捕するまでが描かれます。本当に逮捕出来るのかは、映画を観て確認して欲しいのですが、必死で頑張る玲二の姿は、良かったです。

 

 

ストーリーについて書くと、ほとんど内容が無いので、何と言って良いのか、うーん。でも、麻薬の隠し方などは、考えられているかなぁと思いました。このやり方なら、確かに、日本の警察は捕まえられません。豪華客船は、日本ではないですからね。外国船籍ですから。この部分は、上手いと思いました。

 

でも、その客船に、みーんな乗っていて、戦いになるというのは、ちょっと笑っちゃったかな。そこまで都合よく、そこに揃うかしらという感じで、笑ってしまいました。それに、裂雄役の鈴木さんが、またも極悪でおちゃめなので、笑えましたよ。だって、”孤狼の血”のヤクザと西郷隆盛を足して割ったような役なんですもん。凶悪だけどどこか豪快で可愛い部分があるって感じなの。楽しかったなぁ。

 

 

玲二は、相変わらずのスケベでダメダメな警察官なんだけど、正義感だけは強くて、何度も、色々な罠に引っかかってしまうのだけど、それでも、前に突き進む感じは、今までのシリーズをちゃんと引き継いでいました。純奈との恋愛も、一応、上手く行ったんじゃないかな。

 

そうそう忘れちゃいけないのが、玲二の親分である日浦ですね。今回も強烈なキャラクターでグイグイ来ますよぉ。このシリーズでは、私は、一番、この日浦のキャラクターが好きです。堤真一さん、上手いですよねぇ。今回も、凄い活躍します。玲二より活躍したんじゃないかな。だって、足はサイボーグになっているし、何だか、自然と共鳴するような超能力も発揮していました。楽しかったな。つーか、マンタと意思の疎通出来るんかいっ!

 

 

この映画に関しては、真面目に感想を書いても仕方がないので、面白かったよぉと、バカらしかったよぉ、しかないかな。観た後に、自分は一体、何を観たんだったかしらと考えてしまうくらい、内容は無いです。まったくのおバカ映画ですが、本当に笑えます。だって、警察のルールなんて、全く無いに等しいですからね。やりたい放題です。でも、たまには、こんなおバカな映画も良いわよね。スッキリするし、笑って終ればいいんですから。

 

今回も生田さん、頑張ってました。もうすぐお父さんになるから、これからも頑張って欲しいなぁ。そろそろお父さん役も期待しちゃうかな。優しいお父さんが合いそうですよね。舞台でも何度か生田さんを観させていただいているのですが、ジャニーズなのに上手いですもん。ジャニでも、俳優部は上手いのかな。風間さんも良い役者ですもんね。

 

 

私は、この映画、お薦めしたいと思います。年末、なんも考えずに楽しめる作品だと思いました。頭が疲れている時は、こんなおバカな映画で楽しんで、嫌な事を忘れてください。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「土竜の唄 FINAL」