「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」って、救ってねーってーのっ!(笑) | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」を観てきました。


ストーリーは、

ひと晩に5人で12軒のハシゴ酒という学生時代に達成できなかった挑戦にリベンジすべく、故郷であるイギリス郊外の街ニュートン・ヘイヴンに戻ってきた中年男性たち。終点となる12軒目のパブ、ワールズ・エンドを目指して、ひたすら飲みまくっては大騒ぎする彼らだったが、どこか街の住民たちの様子がおかしいことに気付く。やがて、住民が何者かによって操られていることが判明。目を光らせて青い血を流す彼らに追い掛けられながらも、五人はハシゴ酒を成し遂げようと逃げては飲んでを繰り返していく。

というお話です。


ワールドエンド

この映画、どこから切ったらいいのかしら。まず、5人の男についてかな。まず、ゲイリーを筆頭に、高校でメチャをしていた彼等。あまりにもイタズラが酷くて、卒業後、5人は街を出ることに。そして、オッサンになった5人が、再度、街に戻ることに。人間として壊れているのはゲイリーだけで、他の4人は、まともなオッサンなのよ。でも、ゲイリーが来たことで、それに付き合い、段々とトンデモナイ事になっていきます。

ワールドエンド

ゲイリーは薬物中毒で、そのリハビリから抜け出して、酒を飲むに行くというアホな話です。何故、わざわざビールを飲みに行くのかというと、昔チャレンジした、街の12件のバーをハシゴするっていう企画で、最後まで行けずに騒ぎを起こしてしまい、街を出る羽目になったんです。そのリベンジとして、今回、12件のバーを周りたいということなんです。

このバー周り、いいなぁ~。私もしたいなぁ~。ビール1杯づつで、12件かぁ。結構、しんどいけど、でも、出来そうな気がするのよね。もし、グラスなら軽く出来ると思うけど、ジョッキは辛いかもな。でも、でも、やってみたい。横浜近辺でも、そういう企画無いのかしら。朝から周れば、冷ましながら出来るから、問題なく出来ると思うのよね。

ワールドエンド

と言う訳で、5人は、バー周りを始めるのですが、どーも、街の人々の雰囲気がおかしいんです。久しぶりにあった知り合いなのに、こちらの事を覚えていないし、どの店に行っても、同じような作りになっているし、すごい違和感があるんです。そして、あるバーで若者がゲイリーを襲って来たことから、すごい真実が発覚!なんだか、街が宇宙人に乗っ取られてるんじゃないの?ってことになり、真相を確かめるべく、次ぎのバーへ急ぐゲイリーたち。

ワールドエンド

何故、宇宙人がこんな小さな街を乗っ取るのか。真の目的とは何か。ハッキリ言って、大した意味は無いと思っているでしょ。コメディだし、アホな映画と思っちゃうんだけど、これって、怖いなって思いました。突き詰めると、地球の進化は、宇宙人のおかげだったって事になっちゃうので、宇宙人が居なくなったら、今の私たちの生活は成り立たなくなるんです。そんなことを、暗に描いていて、マジで考えると怖いんだけど、でも、ま、いいかって感じで軽く描いているので、楽しめますよ。(笑)

ワールドエンド

お酒好きな私には、本当にうらやましい映画でした。そして、出演者が、凄いんです。なんたって、ゲイリー役のサイモンは、”ホット・ファズ”や”宇宙人ポール”で有名になりましたよね。他の4人も、マーティン・フリーマンを筆頭に、ニック・フロスト、パディ・コンシダイン、エディ・マーサンなど、有名どころがしっかり固めています。そして、紅一点のロザムンド・パイクは、ボンドガールで有名になりました。こんな一癖もふた癖もありそうな配役で、大騒ぎです。

ワールドエンド

私は、この映画、お薦めしたいです。これ観たら、ビールが飲みたくなるよぉ~。マジで、缶ビールを持って入れば良かったと思うほどでした。これ、もっと暑くなったら、野外のスクリーンで観ながら、大笑いして、ビールを飲むって、サイコーだろうな。爽快だと思います。でも、バカバカしいギャグ映画がダメな人は、止めて下さいね。私は大好きなので、この映画、ビールのつまみにサイコーです。ぜひ、観に行ってみて下さい。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ




ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!@ぴあ映画生活