パパリ・ヴァレー  スリー・クヴェヴリ・テラスズ  ルイカツィテリ №6  2019年。

ジョージアの東、カヘティ地方のグルジャアニ、アカシェニ、ムクザニの3つのPDOがまたがるアカシェニ・ヴァレーに2004年に設立されたワイナリー。

所有するのは9.3haの畑で有機栽培を実践しているヌクリ・クルタジ氏。

元物理学者で、発酵から熟成まで三層構造のマラニ(クヴェヴリが置かれた施設)では、全て重力を利用してワインを移動している。

このワインは、ルカツィテリ種を破砕してプレス後、果皮、茎、種が85%程度残った状態でクヴェヴリに漬け込み、3ヶ月程度マセラシオン、その後ワインだけを下の階層に移動。

別のクヴェヴリにて熟成させ、さらに№6のクヴェヴリにて3ヶ月熟成させてボトリング。

クルミにほうじ茶、ルカツィテリらしいヨーグルトの風味、漢方薬にネパールのミルクティー。

サラサラとした砂のように細かいタンニンが良いφ(..)