こんにちは。溝の口YUKIピアノ教室、講師の江口です流れ星

 

今日は今勉強しているフランス歌曲の伴奏について。

フランス歌曲はあまり耳にすることがないと思いますが、美しい曲が沢山ありますイエローハーツ 

掴みどころがあるようなないような、長調なのか短調なのか分からないようなそんな二面性のある曲も多いため、聴いているうちにいつの間にかフランス歌曲の魅力に引き込まれてしまう…という方も多いと思います。

 

絵画で言うと、輪郭があまりはっきりしない描き方、淡い色彩で光と影を表現しているモネの絵画を連想させます。

 

まずは、歌がオーケストラや他の楽器と決定的に違うのは、“歌詩がある”ということです。そしてその歌詩(言葉)は、メロディーに非常に大きな影響を与えるので、言葉がメロディーを作る、といっても大げさではないように思います。

 

歌い手さんはその歌詩の意味を汲み取り、表現します。

歌い手さんが物語の主人公の気持ちを表現するとしたら、私たちピアニスト(ピアノ伴奏)はその物語の背景を表現します。

歌とピアノが合わさった時に一つの物語になるようバランスをとりながら演奏します。

 

一人でピアノを弾いている時とは違い、歌い手さんの音楽の表情や伝えたいことを汲み取って、その時に最善と思われる表現を選ぶことは簡単なことではありません。でも練習を重ねて、歌い手さんと音で会話できた時には、アンサンブルって楽しい〜キラキラ音楽ってやっぱり素敵だピンクハートと改めて思います。

 

私のお気に入りのフランス歌曲は、フォーレ作曲、Au bord de l'eau『水のほとりで』です。

この絵画のようなイメージを連想させるような美しい曲です。

是非聴いてみてください♫

 

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