いらしていただきありがとうございます。
幸縁ノ縁がわ
ゆきえのえんがわ
yukieです。
我が家が盛岡へ引っ越してきたのは6月末。
夕方から夜にかけて、連日聞こえてくるのは太鼓の音。
ポストインされた情報誌から
どうやら「さんさ踊り」というものが8月初旬にあるらしい。
「世界一の太鼓パレード」と銘打っているものらしい。
ということは、この連日の太鼓練習は、さんさ踊りの練習音なのだなぁ。
とわかったのでした。
仙台と言えば、仙台七夕まつり。
新潟と言えば、長岡花火。
盛岡と言えば?
「さんさ踊り」とは、盛岡市民となるまで無知でした
(岩手県南出身の夫はさすがに知っていた。観たことはなかったとのこと。)
8月上旬。
天気もいいし、せっかくだし、行ってみよう
と、家族3人、自家用車で出発。
会場近くの無料駐車場(小学校のグラウンド)を目指しましたが、既に満車。
運よくコインパーキング最後の1台に滑り込み、県庁前へ徒歩移動。
夏祭り
という雰囲気の出店に、息子のテンションも上がります
出店をひやかし、パレード出発地点付近に陣取り、15分ほどでスタート
開始から10分ほど、感激で涙するかと思うほどでした。
パレードの熱量がスゴイ。
老若男女、園児から学生、社会人にご年配の方々まで、本当に素敵な顔で進んで行かれる。
ほんの数か月の練習では叩けない、踊れないと思われる技術。
演者の方々の、盛岡市民としての歴史を感じる。
パレードの終わりまで2時間、立ちっぱなしで観覧。
地域によって伝わるお囃子が異なるそうで、リズムや踊りに違いがあるのも面白い。
目が離せませんでした。
仙台市民歴の長い私は、小学校時代に七夕の歴史や飾りの意味やその他諸々学び、制作もし、アーケードに飾られたこともあったけれど…。
仙台七夕期間のアーケードは行くもんじゃない(人が多すぎて)、という意識が祭りの魅力よりも勝っていました
さんさ踊り。
愛し、愛されるお祭り。
人間のパワーってスゴイ。
そんなことを思わせられるお祭りでした。
ぜひ一度、さんさ踊り、生で観覧してみてください