You are what you eat

 

 

 

あなたの体は、あなたの食べたものでできています。



あなたの現実は、あなたの思いがつくりだしています。
 

 

  • 現代栄養学
  • 健康管理学
  • マクロビオティック
  • ローフード
  • 日本古来の発酵食

などを柔軟に取り入れた

「人生が豊かで楽しくなる素敵な食生活」の智慧・第14章です。


このシリーズを読んで実践すれば食べて健康的にキレイに痩せるが叶います!
 

 

  • 食生活や生活習慣を変えて、体質改善したい方
  • 体調がよくなって、いつまでも若々しくいたい方
  • 加工食品に頼らず、自然の食材を食べたい方
  • 細胞からキレイな健康美を目指したい方
  • ダイエット、体質改善、強運引き寄せ体質に興味がある方
     

このような方は、ぜひお役立てください。(^^)/

 

 

 

 

14 良質を見分ける眼を養う  

 

  ①食品表示について

 

スーパーで食材を買うとき、みなさんはどのような意識で買い物をしますか。


食材選びの基準やこだわりはありますか?


一昔前なら、野菜は八百屋さん、魚介類なら魚屋さん、といった「専門店」で食材のプロである店主さんと会話を交わしながら購入できた時代がありました。


時代は豊かになるとともに、人々は忙しくなり、安くて便利な加工食品や冷凍食品、海外からの輸入品などがズラリと品揃えされた24時間スーパーで気軽に買い物ができるようになりました。


利便性を追求したあまり、誰がどこでどんな方法で作ったのかがわからない、安全なのか危険なのかさえわからない、複雑になりすぎた食材を食べることがごく当たり前になっています。


科学的根拠を基に商品パッケージに栄養成分や機能性を表示するものとして、消費者庁に届けられている食品だけでも数えきれない表示基準があります。
 

  • 機能性表示食品
  • 栄養機能食品
  • 生鮮食品品質表示基準
  • 玄米及び精米品質表示基準
  • 加工食品品質表示基準
  • 食品添加物表示
  • アレルギー物質を含む食品に関する表示
  • 遺伝子組換えに関する品質表示基準
  • 特定保健用食品(通称:トクホ) 

    など

     

(食品表示法:平成27年4月1日から新制度が施行)

 

 

 

 

世にあふれる健康食品の数々


TVのCMでよく耳にする特定保健用食品(通称:トクホ)は、個々の製品ごとに消費者庁長官の許可を受けており、保健の効果(許可表示内容)を表示することのできる食品です。

 

 

 

 

 

他の食品と違うのは、「食後の血糖値の上昇を緩やかにする」「血圧が高めの人に適する」など、生活習慣病を気にする人に向けた効果や、「お腹の調子を整える」など便秘に悩む女性にうれしい内容、さらに「カルシウム等の吸収を高める」「歯の健康維持に役立つ」など育ち盛りの子どもに向きそうなものなど、特定の保健の効果が科学的に証明されているといわれています。


つまり、「からだにいい食品」と強調されているような食品ですが、たくさん摂取すればより多くの効果が期待できるというものではありません。



過剰な摂取が健康に害を及ぼす場合もありますので、トクホや栄養機能食品、機能性表示食品などは、本当に必要かどうかを見極める必要があります。

 

 

 

 

 

 

栄養表示はしっかりチェックが必要です


■「砂糖不使用」

「砂糖不使用」という表示がある場合は、栄養成分表示に「ショ糖」が表示されています。

「砂糖不使用」とは、あくまで食品の加工の段階で砂糖を使用していないということを表示しているもので、砂糖(ショ糖)が含まれていないことを意味しているわけではありません。

 


■「ノンシュガー」「無糖」
 

糖類(※1)を含んでいないということを表示しています。

このため、栄養成分表示に「糖類」が表示され、食品100g当たり(飲料100ml当たり)、糖類(※1)を0.5g未満しか含んでいない場合にのみ、この表示を行うことができます。

「砂糖不使用」と違うところは、砂糖以外の糖類も含んでいないということです。

ただし、これらの食品は、糖類を含んでいませんが、糖アルコール(※2)を含んでいる場合があります。


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※1 糖類
栄養表示基準では、単糖類又は二糖類であって、糖アルコールでないものと規定されています。
ブドウ糖、果糖、乳糖、麦芽糖、ショ糖などがこれに当たります。

※2 糖アルコールとは
低甘味料として使われているキシリトール、ソルビトール、マルチトール(還元麦芽糖)、エリスリトールなどの総称です。


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■「うす塩」「うす塩味」「減塩」「塩味控えめ」「塩分控えめ」

すべてナトリウムが少ないという強調表示になります。

「うす塩味」「塩味控えめ」は、同じような表現ですが、味覚に関する表現になってしまうため、強調表示の基準を守る義務も、栄養成分量を表示する義務もありません。

このため、実際の塩分量が少ないかどうかはわかりません。

「うす塩味」と表示されているものを買ったのに、実際には食塩の量は他のものと変わらなかったということもあるので、要注意です。


■「食塩無添加」

あくまで食品の加工の段階で食塩を使用していないということを表示しているもので、食塩が含まれていないことを意味しているわけではありません。


■「減塩しょうゆ」

減塩の強調表示を満たしたしょうゆを作ろうとすると、しょうゆの味ではなくなってしまいます。


■「レモン3個分のビタミンC」「レタス1個分の食物繊維」

「レモン」や「レタス」のすべての栄養成分が入っているわけではありません。

「その栄養成分を多く含んでいる果物や野菜と比較しているわけではない」という場合も多いので、栄養成分表などでしっかりチェックする必要があります。


・・・・・


日本の食品表示・栄養表示を理解するには複雑すぎます。^^;

曖昧な表示に注意してしっかり見極めたいですね。


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【15】につづく