昨日は、私の移住候補である和歌山・熊野エリアについて書きました。
今日は、昨日の記事で紹介した「デモクラティックスクールくまのび」についてもう少し詳しく書きますね。
自然の中で子育てをしたい、とお考えの方にはとても参考になると思います。
デモクラティックスクールとは?
デモクラティック・スクール(サドベリー・スクール)とは、1968年にアメリカ合衆国マサチューセッツ州フラミンガムで始まった私立学校、サドベリー・バレー・スクールの教育理念と実践をモデルにした学校の総称です。
アメリカ合衆国・カナダ・デンマーク・イスラエル・日本・オランダ・オーストラリア・ベルギー・ドイツなどにあります。
デモクラティックスクールの特徴
- 自分の好きなことを学ぶ
子どもたちは自分で学び、成長することができると信頼されています。だからそれぞれが興味のあることをしています。子どもたちは「やりたいことをやる」ことで、その時々の最大限の学びを得ています。
- カリキュラム&テストなし
どんな形でも子どもたちがテストなどで評価されたり、大人からアクティビティについて先に提案されたりすることはありません。子どもたちは自分で自分のことを考えることができるからです。
- 子どもの尊重
子どもたちは大人から一方的に指示されたり、規制されたりすることはありません。子どもも大人も同じように一人の人間として大事にされています。
- ミーティングで話し合って決める
スクール全体にかかわることはミーティングで話し合います。みんなで決めて納得したルールは守りながら、自由にすごすことができます。
スクールの方針・予算・スケジュール・人事なども子ども・スタッフ共に1 票をもって決定します。スタッフをだれにするか子どもたちが投票をするスクールもあります。
- 年齢ミックス
学年・クラス分けはありません。いろんな年の子ども達がいっしょに過ごす中で、たがいに教えあったり影響を受けたりしながら、多くのことを学んでいっています。
デモクラティックスクール総合情報サイトより抜粋
・・・・・
日本全国にあるフリースクールですが、その理念や活動内容はさまざまです。
現在の公教育・公の学校やフリースクールとは異なる、オルタナティブスクールというカテゴリーもあるようです。
フリースクールとオルタナティブスクールは何が違うのか、よくわかりません。
私が育った昭和50年代~平成初期には「フリースクール」というカテゴリーはほぼなかったのではないでしょうか。
地元の小中学校に何の疑いもなく「行くものだ」と思って通学していました。
時代の流れとともに、公教育以外の学びや生活の場が増えていることは個人的にはいい傾向だと思います。
デモクラティックスクールくまのび(=以降 くまのび)はオルタナティブに分類されるようです。
デモクラティックスクールくまのびとは?
くまのびとの出逢いは、2017年3月。
春休みの家族旅行に選んだ和歌山・新宮市にある「ゲストハウス ikkyu」の初代オーナーさんからの紹介でした。
「オフグリッド」で「コンポストトイレ」のあるちょっと変わった宿のオーナーさんが、ガイドには載っていない地元のパワースポットや「熊野新しい学校」を案内してくれました。
「熊野新しい学校」は廃校になった学校を利用したフリースクールです。
有機農業と自家産小麦のパン屋を営む代表の方は、フリースクールと併設して、無償で滞在場所と食事を提供して若者の支援をする共育学舎も運営。
現在、デモクラティックスクールくまのびと名称を変えて運営されています。
なんだかよくわからないけど
おもしろそうな場所
誰かに出会う場所
田舎 農 若者
いつでも行ってもいいと思える
若者の止まり木
大勢来ても泊まれる
同じダッチオーブンの飯(^^)/
フリースクールもある ヤギもいる
小麦を作ってる
パン工房 おいしいパン
夏のキャンプ
冬の薪ストーブ
一緒にごはんを作る
食べるものを自分で育てる
生活の場 大きな家
常識って何? 教育って何?
私たち大阪からの旅行者がはじめて、くまのびの校舎に足を踏み入れた瞬間、
「なんじゃこりゃー!!」
廊下でスケボーする少年がいる?!
(どこですべってんねんっ*_*;)
校庭のトランポリンでジャンプする少女?!
(休み時間とっくに過ぎてるやん?)
「行ってきまーす!」と数人の少女達は自転車に乗ってどこかへ走っていった?!
(おいおい、学校出て行くんかーい?!)
教室でゲームをする少年
給食室でお昼ごはんを食べる近所のおっちゃん・・・???
「ここ、どこですかー ( ;∀;)???」
・・・・・
公教育(があたりまえだと思って)で育った私は、その光景に衝撃受けまくり。
学校って何?
教育って何?
子育てってなんやねーん???
と考える大きな大きなきっかけを与えられたのでした。
自分を知り 自然を知り 自然と生きる
「なんだかよくわからないけど…」
最初は、戸惑ったけど…
「おもしろそうな場所」
廊下でスケボーする少年がいたり…
「誰かに出会う場所」
給食室で、近所のおっちゃんがごはん食べてたり…
「田舎 農 若者」
農業したい人も そうでない若者も
「いつでも行ってもいいと思える」
なんか気になるなら…
「若者の止まり木」
共育学舎・デモクラティックスクールくまのび
「大勢来ても泊まれる」
教室で寝るって…楽しい^^
「同じダッチオーブンの飯(^^)/」
毎日がキャンプみたいで…
「フリースクールもある ヤギもいる」
宿題もテストもないっ!!!
「小麦を作ってる」
小麦、作ったことある?
「パン工房 おいしいパン」
ホントのパンってこんな味がするんだ…
「夏のキャンプ」
川で泳ぎ放題!
「薪のストーブ」
木を燃やすとあったかーい^^
「一緒にごはんを作る」
大人も子供もみんな一緒
「食べるものを自分で育てる」
生きる基本。自分で育てる。
「生活の場 大きな家」
木造校舎が、暮らす場所になる
・゜・☆。・゜。・。・゜・☆。・
- 活動日:火~土(祝日除く) 9:00〜17:00
- 費用:<メンバー>参加費年額 12,000円 あとはお気持ちで。
- <ビジター>登録料年間3,600円 毎回の参加費はなし。あとはお気持ちで。
- 年齢:6~19歳
- 募集期間:随時
- 住所:和歌山県新宮市熊野川町西敷屋1022
- E-mail:info@kumanobi.com
- ホームページ:https://kumanobi.com
- 連絡担当者:三枝 由紀(さいぐさ ゆき)
- 交通アクセス:公共交通よりも自家用車、レンタカーがおすすめです。
<公共交通の場合>
JR新宮駅より 熊野交通バス本宮大社行き、高津橋下車 迎えに行きます。 JR紀伊田辺駅より 龍神バス 本宮大社行き、請川下車 迎えに行きます。
・゜・☆。・゜。・。・゜・☆。・
究極のゴールに向かって
3年後、女性専用ゲストハウスを建てる
アラフィフ、今の私の夢です。^^
- 不登校・ひきこもり他、社会になじめない人たちが、貧困・格差を感じることなく誰もが平等に学べる環境と働ける環境があたりまえの世の中になるように尽力すること
- 誰もが夢をあきらめず自己実現できる世の中になるように尽力すること
- 地方の耕作放棄地や空き家を活用して、フリースクール、ゲストハウス、ハーブ園など、年齢性別の垣根をとっぱらった共生のエコビレッジを作ること
これらを「私の究極のゴール」=人生の目的と設定しました。
・・・・・
地方の耕作放棄地や空き家問題が深刻です。
緑あふれる日本の風景が荒れています。
食糧自給率の低さも気になります。
稼いだお金を地方に還元していきたいと思っています。
佐藤初女さんが施された、森のイスキアのような居場所作りが目標です。
縁側で孫と一緒に、おむすびを頬張るおばあちゃんになれば最高だなー。^^
・゜・☆。・゜。・。・゜・☆。・
今日も最幸の1日をお過ごしください♡
最後までお読みいただきましてありがとうございます。