こんにちは! ドゥーラのユミコです。
今回の夏休みは、我が家にとって、充実したものとなっています。
初めて10歳の長男が町で毎年主催されるサマーキャンプに参加したんですが、
親としてもドキドキの、なんと2週間キャンプ。 長い!!!
息子は自分から行きたいと言ってきたし、評判も良いので、
特に悩まず「おお、いいねえ。行っておいでよ。」 なーーんて手続きをしましたが、
実際彼一人、そんなに長い間家を空けるのは初めてでした。
次男は、あまり実感がないけど、
とりあえず親を独り占めできるのをしめしめと、密かに喜んでいました…
正直、こそばゆかったです。 笑!!!
心配、というより、ドキドキ。 帰ってきたときの姿が楽しみで楽しみで。
帰り迎えに出て、バスから降りたら髪染めててビックリしましたけど… 笑
ギューーーーーーーーーっと、 これまでないくらいハグされて、
顔を見てホッと何か緩んだかのように泣きじゃくって落ち着きました。
やっぱり2週間は、楽しかったけど長かったようです。 (母、胸キュン)
行くと聞いて、「そうだよね、もう10歳だもんねー。色々一人で経験したいよね~」
と成長が嬉しい一方で、
いない間、最近感じている「子離れの大切さ」と向き合う時間となりました。
10歳って、難しい。 身体が変化していくとともに心もデリケートな時期だなあ、と、
自分の昔、主人の昔を話しながら、出来るだけ自分たちが10代の時に
どのように感じていたかを思い出すようにしています。
ちょうど毎夏再会するお友達が泊まりに来てくれて、色々話しこみました。
今子離れに向けて突入中、当然ながら、初めてのことで色々考えるんです。
彼女が言っていたことの中で 一番心に残っているのが、
「コミュニケーションがしっかりしていれば大丈夫。」
「コミュニケーション」。
スムーズな言葉の交わし合い、聞くこと、理解し合うこと、だけではなく、
身体全体、相手を「感じとる」ということも育児でたいせつだなあ、と思います。
それは、妊娠から始まっていることでもあり、今回色々振り返りました。
お腹を撫でながら話しかける。何か言っていると想像して返事をする。
お産に命がけで(大げさ)挑む。 感じることを伝える。
授乳中の肌のふれあい、アイコンタクト。
初めて胎動を感じた場所へ一緒に行って思い出話をする。
一緒に寝る。
マッサージをする。 お風呂タイム。
一生懸命育てる。
食べ物の好みや、飲みたいお水の量、先に甘いものが食べたいか、
今日はお米より野菜の方が、もしくはお肉よりもお魚が食べたいか。
・・・・・
子供は見ていないようで見ているし、常にこちらを感じ取って生きているから、
子供を見ると自分が見える。
そうして一緒に成長する。
そうするうちに、しぐさ、表情、話し方、食べ方、歩き方、靴の履き方・・・・
色んな所で相手がわかるようになる。
これはあくまで私が感じることですが、
一人一人、親子ごとに、深~~~い人間関係を築いていきますね。
子供は親の一部ではなくなり、「ぼく=ママ」という時期に心の安心・カラダの安全を
手にし、言葉を話し歩き始め、一人の人間として成長を続け、
身体も心も自立し、学校へ通い始め、様々な経験を乗り越え
いずれ選んだ道を一人進んでいく。
これ、思ったより早く来るものですね。 10年なんて、あっという間!!
来て、過ぎてみないと分からないものです・・・
私、親としてどうだろう。
生まれる前から、本気で何でも向き合っているつもり。
いい「コミュニケーション」があるよう、努めてきた。
あなたを信じてるよ、私はここに居るよ、
いつでもギューッとしてあげるよ、という気持ちがしっかり伝わっていれば、
子供は安心して旅立つんでしょうか。
もう子供でないようで子供、自立しているようでまだ親の姿を探す頃。
適した「心の距離」を探っている状態です。
私個人は、「もう離してーーーー!!」 という想いで
反対押し切って一人旅したり、一人暮らしを始めたりというレベルだったので、
息子達とそうならないようにただただ願います。
信じるって大事ですね。
そして、2週間の間、「夫婦のこと」もゆっくり話し合う機会になりました。
父親である主人に、「ユミコは良い母親だと思うよ。誇りに思う。」
と、昔辛い時に「一言、言ってくれ―――!!」と思っていたことを、今更言われました。笑
でも、よく考えたら、私も言っていなかった。
心から、目を見て「いい父親でいてくれてありがとう」とか、あまり言ってない。(!!)
(父の日、母の日、ほぼいつも忘れます)
二人で、育児がまた一段階ついたのかもね、と話したのでした。
子供たちが小さい頃は、お互い一生懸命で二人のために時間を費やすことが出来ず、
(育児がまさにその時間、なんですけどね。 笑)
優しい言葉を交わす余裕があまりない、「私たち、大丈夫??」と思うことが沢山ありました。
衝突したら、なんとか話し合う時間を見つけ、乗り越えてきた。
ここ数年は、私も仕事に費やせる時間が増えたし、
一人の「女性」として、また自分の世界を取り戻したような感覚があります。
そうしたプロセスを過ぎてやっと、夫婦でまた目と目を見つめ合い、
ゆっくり話す時間が取れるようになり、またお互いへの思いやりとか
昔話(笑)ができるようになった。
何より、お互い色々許せたことは大きな実りでした。
そして、
「育児にのめりこんでた私を待ってくれてありがとう」
「私を信じてくれて、ありがとう」
という気持ちが沸き上がってくるのです。
自分に変化を感じるたびに、主人には伝えてきました。
それに納得していたかいないかは別として(笑)、
今は「お互い支え合っている」という感覚が強まりました。
夫婦の「コミュニケーション」を取り戻す、そんな感じでしょうか・・・。
育児は自分がどんどん鍛えられていく、繰り返す冒険のようですね!
お読みいただき、ありがとうございました!