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多くの人がやってないような事をやってると
誤解もされるけれども。
誰かがやらないと、その視点は
ずーっと誰にも気がついてもらえない。
良いとか悪いとかは、そのときその時代
そしてその人個人の考え方によって
変わると思う。
私は小学生の頃かな?
今で言う、B型作業所のようなところにはじめて見学に行ったような気がする。
そこにいる人達はみんな頑張ってて
すごいと思ったのは確かだし、
今も施設で頑張ってる周りの人は、沢山いて
自分でも通っていた経験を踏まえても
どんな場所であれ、施設に通い続ける事も簡単ではないからこそ、尊敬します。

ただ、小学生の頃はじめて見学に行った時から
ずーっと頭にあるのは、
こういうところで頑張るだけが、自分の未来だと決めつけても、私には辛いだろうと漠然と思ってた。
それでも、
高校卒業した後からは、私も障がい者支援施設を利用を始めた。
幼い頃から漠然と抱いていた感覚は、なんとなく、当たっていて。
自分には施設で誰かと頑張ることは
あまり向いてはいなかった。
18歳から 毎日 結局は周りに適応しようと
頑張ってた。頑張るのは、当たり前だけど。
頑張るをこえて、無理してた。
今だから書くけど、
私がもう施設に来るの無理かもって思った夏のある日。
いつもは施設ではこらえていた、涙がこらえきれず。
急に涙が出て胸がギューッと苦しくなった。
自分の中で何かが壊れた時だった
涙は隠したけど、
その日の施設利用が終わる(家に帰る前)に
「明日からしばらく休みます」と言った。

精神科主治医からは、その ずーっと前から
施設利用は続ける意味(私にとってのメリット)があるの?辞めなさいとは言えないけど、今の状態で無理して通い続けるのは、オススメはできないと言われてた。
涙を流しながら、そのことを思い出してた。
結局、今、心の病が酷くなった。
ずっと私なりに私は頑張ったけど。
そこで無理しすぎたんだなぁ。

いま、私個人としては
施設利用を辞めてよかったと思う
私にとっては。

多くの人達と同じようには
頑張れないから
多くの人とは違う生き方をしてる

絵を描く 話を聴く
いろいろ。
でも多くの人はまだ個人でこんな事してないから
理解は、されにくくて当たり前だけど。
今後、障がい者入所支援施設も減少していく傾向と
障害者雇用枠の拡大をしていくと同時に
法律や規定だけが厳しくなり、見かけだけの
インクルージョンな社会になっていく。
障がいの理解より先に、インクルージョンな社会
インクルーシブ教育が一人歩きしそうで
そうなれば、働くのも
障がいのある人がいる施設というのも、閉鎖的という
見方をされる事も考えられる事だと思う。障がいのある人達が安心して過ごし、その人らしく生きられる場が増えるといいけど。そうするのは、難しい部分もあると思うのが、私の感覚。
今年4月の法改正で、A型作業所の規定等が厳しくなった事も含めて。

今でも、もう 健常者と呼ばれる人だって
終身雇用と言う感覚は、薄らいでいて
いろんな人がいる。
私が今やってるような事が 今この社会で理解されなくてもいい。
私があと何年生きるかなんて
知ったことではないからこそ、
私は私ができる事をやっていたい。
みんな
生きているだけで、価値がある人間で
生きている限り、自分ができる
「働く事」を諦めなくて良い社会にしていけるように。
いつか、のために、今があると思ってる
そして、今も、 もうその
いつかの一部である事を思って私は、生きている。

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