95年に発表した1枚目の自分のソロアルバムEau Rouge
このアルバムの製作に関わってくれたミュージシャンがまた1人この世を去ってしまった。
アナログレコーディング時代の最後の作品だったが、便利で簡単な今のレコーディングとは違って、オープンリールのアナログ時代、作業が複雑でとてもデリケートでしかも予算も割高で、あれこれプレッシャーもあって、個人の演奏技術そのものに非常にシビアな時代、苦労を共有して来た仲間がどんどん少なくなるのはとても寂しく残念だ。
このレコーディングで自分も格段に鍛えられたし、今となっては良い経験だったと思う。
このアルバムの曲をやり続けるのは、先に旅立ってしまった2人の供養にもなるのかなと思った。