ステージで踊る為のダンサースキルを磨いていく実践的なレッスンとなります。
・ホールのステージ、客席は満席
・出演は一部のトップバッター
・ベールを使って登場
あなたなら、
①登場するタイミング
②ベールを捨てるタイミング
③ベールを捨てる場所
をどうするか、一人ずつ踊ってもらいました。
今まで色んなメジャンセを習ってきたと思います。中には自分で振付を考えて踊っている方もいるでしょう。
今回の課題では、
・自分で考え、踊るスキル
・どう踊りたいか自分の世界観をもっているか
・ベールテクニックのレベル
が確認したいポイントでした。
まず、
①登場するタイミング
・板付スタート
・冒頭のメロディで登場
・マルフーフのリズムで登場
・マルフーフ後のメロディで登場
など、登場のタイミングは色々あります。
どれも見せ方次第で華やかに登場できますね
今回板付の人はいなかったけど、
板付だったら、トップバッターだから緞帳上がって暗転の中、ステージおへそ板付、照明が入り曲スタート…とかもトップバッターならではの入り方で面白いよね。(→こういう人もいるかなーってちょっと期待してた)
そして、一人ずつ登場の仕方を見せてもらい
・自分がイメージしたものを表現できているか
・「歩く」で見せる意識の高さ
・ベールテクニック
をチェック。
そして、
②ベールを捨てるタイミング
ベールを捨てるタイミングもとても大切。
どのタイミングで、どうやってベールを捨てるのか。
こちらは全員リズムが変わったタイミング。
今回の課題曲は私もそのタイミングがベストだと思います。
捨て方は、色んなパターンがあって面白かったですね!!
・リズムチェンジと同時にフワァっと捨てる人
・リズムチェンジをきっかけに次のリズムに繋げてベールをゆっくり見せながら捨てる人
・派手に大きくみせて捨てる人
どれも捨て方は良かったと思います。
ですが、イメージした事を表現するテクニックがあるのか見直す場面もありました。
最後に、
③ベールを捨てる場所
これは、基本を学んでいるか確認する為の課題です。
決してやってはいけない事
・フットライトなどの照明にかかってしまう
これは火事になってしまう恐れがあるので絶対NG、基本中の基本です。
あとは、私個人的には
・踊りに邪魔になる場所、ベールを踏んでしまうような場所には捨てない。
がポイントでした。
こちらはもちろん全員クリア。
基本中の基本なので良かったです。
ショークラスを受講された方に今後も意識してほしい事、
「自分で考えて踊る」
振付も「言われたままに」ではなく自分はどの角度が美しいのか、どうしたら素敵にみえるのか考えて踊る。
同じ動きをしていても、
・華やかな人
・美しい人
・雰囲気がある人 など…
目立つ人は何が違うのか、皆で考え学んでいきましょう