本日、東京文化会館で公演された、東京バレエ団の「オネーギン」全3幕を見てきました
台風が接近中ゆえ、どうなるかと心配されましたが、無事上演
ロシアのプーシキン原作
振付 ジョン・クランコ
音楽チャイコフスキー
タチヤーナ 吉岡美佳
オリガ 小出嶺子
レンスキー アレクサンドル・ザイチェフ(シュツットガルトバレエ団)
そしてオネーギンがエヴァン・マッキー(シュツットガルトバレエ団)
今年の夏はシュツットガルトバレエ団の日本公演が行われ、
エヴァン・マッキ-も来日しましたが、
彼の代表作の「オネーギン
」には、日本では今回が初めて出演です
どうですか!このノーブルな凛とした気品
身長190センチ これほど手足の美しい表現の人がいるでしょうか
歩くつま先は、遠くへ遠くへ 歩くほどに伸びるように・・・
ポールドブラの指先は、広く広く さらに広く空間を描いていました
ふぅ~っ・・・ため息が出ます、美しすぎて・・・
この長身、フロックコート姿がかっこいいー
しかしちっとも体を持て余さない、しなやかで緩急つけたシャープな動き
(写真は東京バレエ団のHPより)
鏡のPPD 最後の手紙のPPD どちらもリフトに圧倒されました
それだけのテクニックがないとリフトに負けてしまいますが、
吉岡さんは見事にタチヤーナを演じていました
バレエって本当に素晴らしい
原作の面白さ
振付の巧みさ
舞台や衣装など美術による効果
オーケストラの生演奏という贅沢
そして何よりダンサーのテクニックと表現力・・・etc
大満足のオネーギンでした