先日 オールニッポンバレエガラコンサートが開かれました
東日本大震災支援のためのチャリティーコンサートで、
国内外の日本人ダンサー４０名がチャリティーで踊りました
収益は被災地でボランティア活動する方々のための運動資金にするなど、
そして被災地でダンサーがワークショップを開くなど、大変意義のあるチャリティーです。
実行委員は現役のトップダンサーが行い、まさに手作りコンサートというか、
お祭りといった感じでしょうか
クラシックからコンテンポラリー、パフォーマンス、和太鼓と盛りだくさん
会場では、ダンサーたちが募金箱を持ち、直接お会いできるめったにないチャンスもありました
なんと、ゲストの吉田都さんが募金のために協力です！！！
ジャンルを越え、所属を越え、海を越え 現役ダンサーが集まるのは素晴らしいことです
と、ここまでは素晴らしいことだらけで拍手を送りたいと思います
しかし、今後もこのような活動が続いていくため、さらに多くの人々に支援してもらうために
一言付け加えさせていただきます
開場１７時半 開演１８時の予定でした
私は具合の悪い足で なんとか１７時４０分に到着
開場しているはずがものすごい行列
足は痛いし、暑いし、こんなはずではなかった・・・
入場出来たのは１８時１０分ちかく
開演時間が過ぎてもまだこの状態
混乱の原因は 開場してから実行委員たちがお客さんをロビーでお迎えしていたのです
来るのはダンサーたちの知り合いが多いし、ほとんど どこぞの先生の発表会状態
飲み物を飲む時間も、トイレに行く時間もなく１８時１５分に開演
したがって休憩時間のトイレには人々が集中し大混雑、
外のビルへ行かなければならないほどの状態です
結局終演時間も３０分延びてしまいました
内容もどちらかというと、あれもこれもとビュッフェを食べたような気分
ローストビーフもおすしも豪華で好きだけど、なぜか本来の味いまひとつ・・・
おまけにバレエガラコンサートのトリが１５分近いコンテンポラリーってどうなの？
踊りも振り付けも素晴らしいのですが・・・
チャリティーだからといって、 身内だけの自己満足は困ります
料金は普通のコンサート程度を取っているからには、甘えのない興行を行うべきです
せっかくみんなが善意で行っているのが、かえってあだになりかねません
今回もチャリティーの難しさを感じたコンサートでした