美しいダンサーを描くことに人生を捧げた「現代のドガ」 ロバート・ハインデル
先日、代官山で開かれている展覧会に行ってきました。
この絵を見れば、「あ~っ、ローザンヌガラ2010のポスターだ!」と、気が付かれるかもしれません。
画業45年、彼はバレエ ダンス ミュージカルなど、舞台に舞う美しい人間の一瞬を描くことに人生を捧げたそうです。
どの絵をとっても、「そう、この瞬間を見て欲しい」とダンサーが思う姿が描かれています。
絵を見ると、吉田都さん、マーゴ・フォンテーン、森下洋子さんと気が付くはず。
大きな原画3枚を含む、シルクスクリーンなど20点が見られます
入り口には都さんが98年にオンディーヌを踊ったときのトウシューズが飾られていました。
シューズはイノベーション
シャンクを4分の3くらいに、まるで引きちぎったかのように、無造作に切られています。
ゴムは、いわゆる普通のゴム
シューズ、ゴム、リボンすべてファンデーションで光沢を消してあります
それを手にしただけでも、舞台の感動が伝わるかのようです
ロバート・ハインデル展は今月31日まで開かれています
土日は休館 11~19時まで
渋谷区猿楽町29-10 ヒルサイドテラスC棟25号
THE OBSESSION GALLARY にて
(見逃したら、9月28日から別場所のヒルサイドで、同じ内容ではありませんが、見られるそうです)