みなさま
東京にお住まいの方は、「目黒 とんかつ とんき」をご存知かと思います。
創業70年くらい、山手線 目黒駅の近くで営む美味しいとんかつ屋さんです。
ココがすごい店です。
1:安くて美味しい (揚げ物が苦手な私でも、大好き)
2:揚げる人、切る人は熱々のとんかつを平気でつかんでいる!(熱いだろうに・・・)
3:とんかつ屋さんなのに、店内まったく油のにおいがしない!
4:とんかつ屋さんなのに、カウンターの白木、入り口の引き戸の白木、壁などにまったく油が付いていない!
極めつけは、調理場の床の白木がサラッサラで、キレイになっている!
これには驚愕です。
さて、私が一番驚いていることは、「注文したものが、きちんと自分のところに供される」ことです。
例えば男性4人のグループ
1階は30人以上のカウンター席
満席時は、店内でベンチにすわって待ちます。
そのときに、注文をします。
Aさん ヒレカツ定食
Bさん ロースかつ定食
Cさん 串かつ定食
Dさん 単品の串かつとビール
席が空いたので移動。適当にすわります。(A~Dの順番はばらばらになる)
しばらくたって、いよいよとんかつの登場
ここで、店の人は「ヒレカツ定食の方はどなた?」と、決して聞かない。
全員に、注文どおりのとんかつを供するのです。
しかも、お年は80歳半ばのおばちゃまが・・・
まったく不思議
どうやって、メニューと人を一致させるんでしょう
だって、カップルならわかりやすけど、男性ばかりも多い・・・
メガネだってグループに2、3人くらいはいるだろうし・・・
お客さんの数も、すごく多いし・・・
頼んだ順番と、座る順番は違うし・・・
先日、その謎を聞いてみましたが、はっきりとは教えてもらえませんでした。
何か、印があるらしいのですが、手元のメモにはほとんどたいして書いていません。
そんなわけで、「目黒のとんき」
美味しいとんかつを頂くのはもちろんですが、あの謎解きと感動体験のために通うお店です。
誰か、なぞが解けたら教えてね。