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コンフリクトマネジメントアドバイザーのユキエですビックリマーク

昨日、地元の病院にいきました。

その病院は、小さいながらも人気のある病院で、患者さんが病院の待合室に入れないほどでした。

かなり長い時間待っている患者さんもいるなか、皆、文句も言わずに順番を待っていました。

そのとき、赤ちゃんを連れたお母さんが顔面蒼白で駆け込んできました。

救急に電話したけれども、ちょうど対応外の時間でどうしたらよいかわからないからと、かなり動揺していました。

どうやら、赤ちゃんがガラスの破片で手を切ってしまったようで、先生が急いで縫合したようでした。

その赤ちゃんの対応のため、他の患者さんはさらに長く待つことになってしまいました。

しかし、手術が終わって診察室から親子が出てくると、「大丈夫?」「座ったら?」など周りの患者さんが温かい言葉をかけていました。

その温かいコミュニケーションが、場の雰囲気をとても和やかにしたのを感じました。

思いやりの心がこもったコミュニケーションは、コンフリクトが起こりかねない場面でも、皆の気持ちを穏やかにして、コンフリクトを防止する効果があるのですね。

それと同時に、長時間待たされるというストレス状態の中でも、文句も言わず、他人への思いやりを忘れないというその患者さん達の態度に感銘を受けました。

心の余裕の大切さを実感したのでした。。