こんにちは
コンフリクトマネジメントアドバイザーのユキエです
先日、新入社員のフォロー研修がありました。
4月の研修で散々注意されたはずだったのに、すっかり身だしなみが乱れていて、ワイシャツがしわしわの社員もいました。
座るときには腕組みをしたり、靴を脱いで脚を投げ出している社員には、さすがに注意をしたくなります。
来年には後輩がはいるのになぁと思いつつ、来年の4月までにはきちんとするんだよ!と心の中でエールを送っていました。
ところで、たかが身だしなみ、と思われるかもしれませんが、交渉をする上では非常に重要です。
交渉を始めるにあたって、まずお互いを信頼できそうだと思わないことには、協調的な交渉ができないからです。
ですから、ワイシャツがしわしわ、ネクタイがゆるすぎるのは論外です。
信頼関係の構築どころか、ビジネスの話すらしたくありません。
また、銀行などの信頼がものをいう業種の方との交渉の際に、ノーネクタイ、カジュアルパンツでは、相手にしてもらえない可能性があります。
逆に、自由な社風で、服装も自由という会社の方との交渉のときに、ばりっとしたスーツというのも、相手の社風を尊重していないようで、あまり良くない場合もあるでしょう。
要は、ビジネスでの身だしなみとは、相手に対する敬意なのです。
交渉の際はいつもよりも気を遣って、相手の社風まで考えて身だしなみを整えることで、よりWIN-WINな結果を生み出せるのではないかと思います。