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コンフリクトマネジメントアドバイザーのユキエですビックリマーク

早速ですが、相手の状況を知っているときと知らないときでの感じ方の違いを検討したいと思います。


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Aさんが長めのお休みを取ることになったので、BさんはAさんの仕事を頼まれました。

①Bさんは課長から「Aさん具合悪いみたいなんだよ。申し訳ないけど、Bさんお願いしていいかな」とだけ言われ、仕事の内容を伝えられた。

②Bさんは課長から「Aさん具合悪いみたいなんだよ。申し訳ないけど、Bさんお願いしていいかな。」と言われ、仕事の内容を伝えられた。このとき既に、Bさんは、Aさんから先月の健康診断で腫瘍が見つかっており、もしかしたら癌かもしれないということを雑談中に聴いていた。Aさんは、仮に癌だとしても、早期発見・早期治療なら、心配するほどのことではないそうだと話していた。

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上記の①と②では、仕事を頼まれたときの感じ方が全く違うと思います。

確かに、①でも、「Aさんは体調不良」だという情報はありますが、どの程度深刻なのか、精神面なのか、身体面なのか、Aさんの状況がわからないため、頼まれたBさんはこの状況がいつまで続くのか不安になります。また、負担感も大きくなります。

一方、②では、予めAさんの状況を知っていたので、Bさんは「この間話した病気かな」と察することができ、「こういうときはお互い様」と仕事に取り組むことができます。

この例は、①、②とも私が似たような経験をしたことに基づいています。

実際、①のときは、復帰してからコンフリクト状態になりましたが、なんとか対処することができました。

このときの私は、仕事と個人的な事柄は切り離して考えるべきであり、職場で個人的な話をしたくないと思っていました。そのため、あまり雑談もしなかったと思います。

②のときは、復帰してからも話しやすい関係を保てていたため、コンフリクトにはなっていません。

こちらは最近のことですが、普段からチームのメンバーとランチを共にしたり、業務の合間に雑談をしながら人間関係を良好に保っています。

普段から雑談を通して、自分の状況を職場の人に知ってもらうことで、周りの人にどうしても仕事で負担をかけてしまうときにも、コンフリクトにならずに済むことが多々あります。

自分をオープンにして、業務に支障がでない程度に雑談をすると、思いの外、人間関係が良好になり、コンフリクト防止に繋がると実感しています。