↑この話の続きです




その山道に入り車を走らせていると

やはり車通りが全くありません




後ろからついてくる車もなく山道をわたしの車だけが進んでいきます




夕暮れ時、真っ暗でもなく明るくもなく

世界のはざまがあいまいだな~。とふと思いました




人の気配がしない




人の歩く道ではないけど、新しい道ができるまではそれなりの通行量があって、そこには人の気配もあったはず



新しい道ができてからはほぼ通る車が無くなって、自然と人の気配も薄まったんだと思いました



人の気配がしない世界はなんというか異世界感が

強くて



あ~こういう世界に妖(あやかし)や精霊、人ではないもの達の世界があるんだろうな・・・と思ったんですよね



そんな世界はこちらの世界の善悪は通じない・・・



ちょっとそんなことを考えて走っていたら

「あれ?ここから出れなくなったらどうしよう」と

不安になっちゃったんです



山道でカーブが多くて先の道が見えないせいもあって異世界にまぎれこんだ感が強くて𐤔



そんな時こそ安全運転!とゆっくり車を走らせながら内心ドキドキ・・・(お不動さまの真言も唱えました)



その道の終わりが見えて、ふだん通る道に戻った時は心底安心しました笑い泣き




長らく人のはいっていない場所や土地、家とかもそうだと思いますが、その世界はもうこちらの世界じゃなくなるな。

今いる世界もあちらの世界も紙一重、いや重なって交わっているから色んなモノやコトがいるんだろうし、あるんだろうな。と思ったそんな出来事でした。(いや実際はなんにもなかったんですけどね)



あ、この出来事で思い出したのが



「遠野」



です。



あそこは本当に不思議な土地です。



まだわたしがスピリチュアルや占いなどに関心が向く前に行ったことがありますが、遠野の土地全てが、こちらとあちらの世界が混ざりあった場所のような、



「あ~遠野物語のようなお話がたくさんあるのも自然なことだよな。」




と思えるくらい不思議感満載な土地です。




いつかまた絶対行きたい笑




人の世界はこの世界のほんのひと握り




神様も天使も眷属も神使も精霊も妖もいる世界で




仲良くなる。とはちょっと違うかもしれませんが共存できたらステキです



ちょっと怖かった話おしまいキラキラ