約5時間前、
深夜3時頃
頭の中があるものに支配されていた。
別に普段はそんなことないのに
なぜかその時は
それを欲していた。
そして、
mixiでつぶやいた。
『チョコバナナ食べたい』
実際食べたかったかは定かではない。
ただ眠さから来るアレだったのかもしれない。
この物語は
そんな一つのつぶやきから始まる。
つぶやきから10分くらい経ったであろうか
そろそろiPhoneのアプリに没頭するのはやめて寝ようかな。
そんなことを考えていた時である。
一本の着信がはいった
ゆうじからである。
うわ、絶対遊びの誘いだコレ
出たら寝られなくなる
出たら寝られなくなる
4コールくらい迷った
しかし
ゆうじに居留守番電話サービスを聞かせるのもまた可哀想な話である。
意を決して出た
俺
「あー?もしもしー?」
ゆうじ
「ゆうき!!!チョコバナナ食べたいのかッッ!!!!食べ行こうぜ!!!!」
俺
「はぁ!?w ばかだろーw
食べいくってどこにだよww」
ゆうじ
「じゃあさ!つくろうぜ!!!☆」
俺
「うるせーよww 材料揃えてから出直しな!じゃあな!」
ゆうじ
「なるほどww 材料揃えたらいいのねww わかったぜ!!はっはー!!!
じゃ、すぐ揃えるから!!じゃあね!!」
よし!撒いた…w
さすがに材料揃えるなんてのは嘘だろw
ちょっと可哀想だったが仕方ない。
私は眠いのだ!!!!
今思えば、この考えこそ甘かったのだ!!チョコバナナなだけに
20分後
ちょうど部屋の電気を消し、
両腕を股に挟み、
寝る体制に入った時だった。
ゆうじからTell
俺、少し動揺
ま…さ…か…!!?
とりあえず電話に出た
俺
「おま…まさか…!!?」
ゆうじ
「だはははは!!材料揃えたぜ!!4時に外にでてこいよ!!!だははははは」
俺
「…。」
終わっ…た。
そして
お姉とゆうじが材料揃えて現れて
連れ去られたww
溶かしたチョコをバナナに付けて
すぐ冷えて固まるように
寒い寒い御殿場に
周囲の車は凍って真っ白になっていた。
こいつら…
普通に質のいいバナナとイチゴと
大量のチョコと
ガスコンロ、小さい鍋まで買ってきやがった…!
生き生きと支度を始める
奇跡の馬鹿たち
放心状態のおれは
震えながらバナナを食べていた
チョコを溶かすゆうじ
果物に割り箸を刺すお姉(ゴリラ)
そして
完成した。
なぜか本日の主役と呼ばれVIP待遇される俺
チョコバナナ第一号に
ちょっと前のふいの欲望が
こんなにすぐ叶うとはww
ゆうじがチョコバナナ落とした。
あら、不思議
う◯んこみたいだ。
チョコバナナとチョコイチゴを食い過ぎて
気持ち悪くなる一同。
写真が10枚までしか貼れないのが痛い
んで、
ラーメンを食べて
帰宅して
今に至る…
あいつら…
なんなんだ…
iPhoneからの怒涛