アレクサンダーテクニーク


■骨から学ぶ! ダンスに役立つ身体のしくみー 踊る身体の骨&コツレッスン ー


3月.肩関節と腕・・肩関節の動き、腕を上げると肩も上がる


腕、全3回の2回目


先生の問いかけ
「腕はどんな風に動きますか?」

前後(屈曲、伸展)
左右(外転、内転)
内向き外向き(外旋、内旋)




先生「腕を肩の高さまで上げてみて!」
実験
「上腕骨」から上げた時と「手」から上げた時の違い。手から上げた方が肩が楽な気がした。


肩の高さまでと思うと首が縮む
腕の骨の始まり(肩甲胸郭関節)を意識してその高さまでと思うと腕が楽。


腕を自然に下げた時の肘は後ろ向き
真上に上げると肘は横向きになる。
骨は自然に回旋しながら動いている。


下げた腕を横から上(アンオー)まで上げるより前から上げる方が楽なのは肘の向きが最初から横向きだから。
三角筋への負担も減る。


スタンダードのホールドも出来上がったホールドに組みに行くより、前に出した手を取ってもらってからホールドのポジションまで誘ってもらう方が楽だった。


40肩や50肩は関節への負担の蓄積から起こる。普段の動かし方の癖やパターン等、日常生活の見直しが大切。


「ゼロポジション」
ゴールキーパーが両腕を上げているイメージ。
肩甲骨と上腕骨の軸が1つの線上になる挙上の位置。肩甲平面上にある。能動的な回旋が最小と言われる。






肩甲骨の向きを意識。
腕は真横に上げるより骨格に素直に上げる方が楽に上がる。腕を伸ばしながら上げるイメージ。


腕は動くもの!ぶら下がっている。
軸骨格につながっている事を意識する事で安定する。
軸骨格につながっているのは胸鎖関節(鎖骨)から。




広背筋は腕を引くための筋肉。
背中を固めず緩めておく事で腕が上がりやすくなる。


腕立て伏せも手をつく場所で鍛える筋肉が変わる。





最近膝が痛い私…
先生からのアドバイスは
「後ろバランスで股関節が伸びている。伸びて緩みが少ない状態では膝の曲げ伸ばしに直接負担が来る。」

背骨は自然にカーブしている。
頭も丸い。
首が楽。
頭が楽なポジション。
これらを意識して歩き回ると股関節が緩みだしました。
いつもの感覚より前傾でした。



先生のブログ




画像は先生のブログからお借りしました。