4月3日、日曜日の早朝。
ワシントンD.C.は、この日、桜が満開
朝日が昇り始めた頃。
こんな早朝から、大勢の人がDC中心部に向かって歩いています。実はこの日は・・
ワシントンD.C.名物、恒例マラソン CHERRY BLOSSOM 10MILE RUN!満開の桜の中を走るD.Cでも屈指の人気を誇るマラソン大会の日。
折しもD.C.は桜の開花が最盛期。まさに大会名(Cherry Blossom)にぴったりの開花のピーク。というより、開花予想を踏まえてこの日を開催日に選んだ主催者の方は偉いですね。というか開花予想を的中させた予報士こそリスペクトしちゃいます
この大人気マラソンには、実に大勢のランナーが勢ぞろい。(↓私も混じってます)
朝8:20 スタート~!!一斉に走り出すランナー
タイムを競うようにダッシュのランナー、お花見を楽しみながらゆっくりのランナー・・人それぞれ・・。私にとっては、憧れだった桜の季節のD.C.マラソン。一歩一歩踏みしめるように進みました。
10マイル(=16キロ)のラン、先は長いなぁ。。でもこの大会、桜を楽しむ大会なので、タイムなんて関係ない、関係ない。
と、思ったら!桜に目もくれず、剛速球のように、折り返し地点をアッという間に過ぎ反対側を戻るように走ってくる、先頭のアフリカ勢を主人が激写!私、今さっき、スタート地点越えたんですけど。。。
本気走りのアフリカ人には衝撃を受けましたが、気を取り直して、桜を楽しみながら、走ることとします。ポトマック川に咲き乱れる桜は絶景でした本当に綺麗だなぁ。
私の前を走っていたこの人の頭にはニワトリがのっかっていて、体が揺れるごとに、ニワトリが右へ左へ大きく横揺れします。
ゴリラも声援。
一方、苦戦する私。走り出して間もないのに、足が重くなり、息もゼーゼー。ポトマック川の橋のたもとで、カメラマンと化した主人と合流。主人の声援で少し元気がでました
(↓ここのどこかにもいます)
後半は、足が思い通りに上がらず、走ったり歩いたりの繰り返し。ツライ・・と、その時誰かに背中を叩かれ、振り向くとアメリカ人女性が、「You can do it!!!」 と激励してくれました。 Thank you!また少し元気がでました。
あともう少し・・・・頑張ってなんとかゴールに辿りつきたい。。
やっとゴール!!少し歩いちゃったけど走りきった~ アフリカ勢はきっとずいぶん前にゴールしているんだろうな。
完走後は、クタクタで、お腹もペコペコ・・。花よりミネラルウォーター、花よりマフィン・・・、花よりバナナ。
日本帰国を目前に控え、ワシントンD.C生活の最期を飾るに相応しい、素晴らしくも美しい桜のマラソンを楽しむことができました。これは一生忘れることのできない思い出です。
実はこの人気のマラソンの出場権は抽選で勝ち取る必要がありました。私は、今回、出場することができなくなった方が親切にも譲ってくれたことにより、出場することができました。思い出の一日となり、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。