パラセイリングやジャングルツアーなど、リゾートならではの遊びに興じた後は、いよいよ、世界遺産マヤの古代遺跡チチェン・イツァの観光です。カンクンから3時間ほどのドライブで到着。
中南米に残るマヤ遺跡の中でも引け劣らない華麗なレリーフ、巨大なピラミッドなど見所満載の、高度な文明の歴史記に触れられる遺跡群です。(↓ヘビ)
チチェンは、同盟の王族に滅ぼされ廃墟となった後、南米インディオを征服したスペイン人に発見されるまでは、ジャングルの中に埋もれていたのだそう。
チケットを購入し入場口からしばらく歩くとドーンと目の前に現れる、チチェン・イツァの中心的建造物、高さ30Mのククルカン・ピラミッド!ここからククルカンの神が降臨するのです!
ピラミッドの階段は数年前まで観光客も登れたそうですが、あまりに急勾配の階段で転落事故が起きたとか何かで今は立ち入り禁止・・・。残念
インディー・ジョーンズに出てきそうな、いかにもな遺跡が次から次へと現れます。
オドロオドロしいガイコツのレリーフ。マヤの人々は、死後の世界を強く信じていたそう。神に捧げる生贄もたくさん差し出されたそうです。。
意外なことに生贄になるのも当時のマヤ人にとっては名誉のことだったそうです。生贄になるのはイケてる行為だったよう?
天体や自然現象をリスペクトするマヤの人々が使っていた「天文台」の跡。夏至や春分の日没の方向を正確に測定できる設計なんだそう。
そして、こちらが、競技場。競技?と不思議に思うと思いますが、マヤの人々は腰でボールを打ち合い、壁に出ているリングにゴールを決めるという「フエゴ・デ・ペロタ」と呼ばれる競技をしていました。
イメージとしては、こんな感じ!(敷地内のレストランにて。壁に大きく描かれていました。) まあ、古代の競技だし、大したことないのでしょうと思っていたら・・・・
ボールを入れる壁のリングがこれ!小っちゃい!!このゴール、頭上遥か高い所にあって、しかも腰でボール打つって・・・無理じゃない?? 実際近年この競技場で試してみたところ、ボールを入れるのは至難の業であることが判明。。そりゃそうですよね。。で、負けたチームの代表は、生贄として殺されたそうです。。
信じるか信じないかは、あなた次第。(このセリフ、この遺跡くらい古いかも。)
深さ約30Mの聖なる泉セノーテ。生きたままの少女が生贄として投げ込まれたそう。近年の調査で、泉の底から何百体もの子供の骨が見つかっていますひえっ!!
敷地内は広く、この他にも見所ある遺跡がたくさん(全部紹介できないのが残念ですが)!暑くて日陰も少ないので、すでにぐったり。
遺跡を全て見終え、敷地内レストランで、遅めのランチ休憩にしました。
突然民族音楽とともに、目の前でノリノリのダンスが始まりました!レストランのお客さんは皆、「え?ひょっとしてククルカンの神が現れたの!?」と、驚きの表情 笑
ククルカンの女神も登場。お盆にビール瓶やコップを載せながら、激しくマヤ・ダンスを踊ります!お盆が落ちません!
バランス崩してお盆を落とすと、生贄として泉に投げ込まれるそう?!
