ブルゴーニュ観光もいよいよ佳境。Autunを後にして走ること約1時間、Dijon(ディジョン)という街に到着。
ナビはここでも大活躍 かつてブルゴーニュ公国の首都として繁栄した、比較的大きな街であるここDijonで、ひと際目を引くサン・ベニーニュ大聖堂前まで私達の車を誘ってくれました。路上パーキングもすぐに見つかりラッキー
さて、Dijonと言えば、Moutardeマスタードの本場の街!!これまた食通の街です。
さすがマスタードの街、こ~んなにたくさんの種類
Dijon観光では帆立貝ではなく、このフクロウ が目印。後で出てきますが、この街のノートルダム教会の外壁に「幸福のフクロウ」と呼ばれる、触ると幸せになるフクロウちゃんがいます。
道に埋め込まれたフクロウを辿りながら歩くと22ヶ所の見所を効率よく回れるそうです
ここDijonではノートルダム教会が必見。まずその前にカフェで一休み ガイドブックのカフェメニューに載っていたシトロン・プレッセ(搾りたてのレモン汁を使った何やら美味しそうな飲み物)を試してみたくて注文しました。
しかしでてきたのは、すっぱいレモンに水を加えただけの、シンプルと言うにはあまりにも面白みのない、単なるレモン水。。
スッパ・・・
あまり美味しくないレモン水のビタミンCのおかげで、悔しいかな、すっかり元気を取り戻してしまった私は、お土産屋さんやカフェがずらりと並ぶストリートを抜け、ノートルダム教会を目指します。
ノートルダム教会は13世紀後半のゴシック様式の教会。この教会の特徴は・・
正面外壁にずらりと並ぶ怪物の彫刻!!これらをガーゴイルと呼びます。大学のゼミでよく学んだので覚えています。 これだけ一斉に並ぶと相当不気味。教会内はちょうどミサが行われていたため奥までは入れませんでした。
教会沿いの壁に「幸福のフクロウ」を発見!皆になでられすぎたフクロウちゃんはもはや原型をとどめていません。つるっつる~~
AutunとDijon観光を終え、宿泊先であるBeauneへ再び戻りディナータイム!ブルゴーニュは今晩で最後。ブルゴーニュワインで乾杯!
前菜にボリュームたっぷりのテリーヌ。

エスカルゴ好きの私はまたエスカルゴ!!これで掴むのが滑ってなかなか難しい。。
昨晩ホロホロ鳥を頼んで「もうブルゴーニュの鳥はいいや・・」と思っていたけど、あまり選択肢がなかったため、結局チキンを注文することに。。お肉はともかくクリーム系のねっとりソースが微妙でした(クリームソースが好きではないので。。)。やっぱりブルゴーニュのチキンは相性が悪いかも。。
驚いたのが、この料理。ブルゴーニュらしく赤ワイン系のじっくりコトコト・シチュー系ソースがかけられているのは、肉でもない、魚でもない、なんと卵! 半熟卵とこのソースの見事のコラボが楽しめます。でも単なる卵なのにメインを飾るなんて、この店、すごい自信。確かに美味しかったです
デザートでは、間違えてまた頼んでしまったチーズ・・・ お砂糖かけていただきま~す。
ボーヌはカシスの特産地としても有名ということで、カシスのソルべ(クリーム付き)さっぱりで美味しい~
レストランの前の教会は外壁を使った光のイルミネーションが行われていました。
フランスの食料庫ブルゴーニュの観光から始まったドライブの旅は、翌日から、フランスの中でも全く異なる顔を見せる様々な地域へと進んでいきます。豊かな土地が育むブルゴーニュの美味しい食事ともこれでお別れ。ご馳走様でした~
瓶は重いのでミニミニマスタードセットを買ってきました。カシス味のマスタードも入っています。どんな味かな