弱音。 | ありのままの私

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ブログを始めるキッカケは…なかなか共有することのできない「心の病」を持った方とお話出来る場所が欲しかったこと…。まだまだ理解の少ないこの病気を少しでも知ってもらうため。そんな私が綴る、何気ない毎日。

弱音って人間にとって実はすごく大事だと思う。

特にこういう病気になった人は、自分の苦しみを訴えたいがために他人のことを考えずに自分のことしか考えず、言ってしまい、相手が逆に参ってしまうパターンが多いような気がする。

そして、私もそんなうちの一人だ。

私は2月までバイトを掛け持ちしていた。

それはもちろん、少しでも家族を守りたかったから。

父が亡くなった我が家にとって今一番動かなきゃいけないのは紛れも無く長女の私だって思ったからだ。

その原動力でなんとか働いていたけど、限界だった。

もともと一つのバイトを長く続けられないくらい精神的に弱くなってた。

すぐに熱が出る。拒否反応のように。

毎度出るから困る。

精神的にもバイト以外は寝てないともたなくて、とにかく周りには「死にたい」しか言ってなかった。

そんなある日、私はいつものように辛くて仕方がなくて我慢できなくて彼に想いをぶつけていた。

もちろん家族にもぶつけていた。けどそれだけじゃすまなかった。

その時は、彼もたまたま調子が悪かったらしい。

いつもの私なら絶対に気づくのに自分のことしか見えてない私は、そんな彼にいつものように想いをぶつけてしまった。

そしたら、彼はキレてしまった。

メールだったけど、怖かった。

私が「怒り」に対してものすごい敏感なのはこれも過去に原因がある。

今は触れないでおく。

それ以来、私は彼に弱音が吐けなくなった。

それと同時に母にさえ、吐けなくなった。

(もしかしたら私の気づかないところで吐いてたかもしれない。ブログとTwitterには吐いてたけど…リアルはないと思うんだけど…)

もともと以前の家庭環境から私自身が「弱音・愚痴」をこぼすのが好きじゃなかった。

だからか、彼の一度の怒りで私の何かが一気に変わってしまった。

人は言えなくなった時が一番怖い。

なんでかって?

それは経験したから。

人が本当に死にたくなるときって、誰にも「言えない」。

静かに毎日を送ってただただ心の中でやり残しはないか、色々考える。

誰かにすがれるほどの元気もない。

気づかれないようにみんなには元気なフリをする。

だから今まで何回かしてきたけど、結局未だに主治医にしかちゃんと話せてない。

主治医さえ話したくなかった。

けど泣いてダメだった。

彼にどんどん首を締められたのも一つの原因だと思う。

彼は私にこう言った。

「毎日はキツイから時々ならいいよ」

その次はこう言った。

「感情移入するから弱音を聞くのは嫌だ」

最後は…

「弱音を吐いてもいいけど、それで明るくなるならいい」

そういう彼の弱音をいつも聞き出してるのは私で、それでも明るくならないのは紛れもない彼で。

そもそもうつ状態ってのは何ヶ月も続くもので…(私の場合)

この言葉を聞いて私は冷めた。

今では色々話し合ってお互い弱音を吐きやすい環境にしようって約束したから、大丈夫だけど…。

けど彼のおかげで彼の調子を見ながら話すことや自分ばっかりにならないように意識していこうって自分を省みることができた。

この病気は、特に「うつ状態」のときは、YesかNoの選択肢が有り続けたら、ずっとNoを選択し続ける病気だと思う。

そんな病気だと思う。

私は弱音を吐くことが苦手になって未だに調子が悪くても余程のことがない限り、猫をかぶる。

母はあまり病気のことを聞いてこないから、私も話さない。

本当は一番聞いて欲しい人だけど、こんな話聞いてもつまんないだろうから、聞かれない限り話さない。

弱音を吐くって本当に大事だと思う。

もちろん、聞く側に立てばわかると思うけど、実は聞くほうが辛かったりもする。

だけど、そこは人間なんだし、話して聞いてもらって気持ちの整理をして、ちゃんと感謝の気持ちを述べればそれでいいと思う。

花より男子かな?「ありがとう」と「ごめんなさい」は魔法の言葉ってつくしが言ってた気がするけど、本当にそうだと思う。

男性は特に弱音を吐かないで我慢しちゃうけど、ちゃんと言わないと、どこかで発散しないと心がフリーズしちゃいますよ~

心の病は闇です。

光が見えたと思ったら、すぐ消える。

私は認知して3年ですが、実際はもっと前から病気だったと母と一緒に言っています。

やりたいことがたくさんあるのに、大好きだったものがたくさんあるのに、全部できなくなる、出来なくさせられる。

本当に悔しいです。

けど、この病気も理由があってなったんだ、必然でなったんだ、って実感しています。

なんで私がこの病気になったか?

今度、また違う記事で書こうと思います。

長くなりました。

みなさん、上手に弱音を吐いて感謝の気持ちさえ持っていればきっと心も闇に葬られず、人生をしっかり喜怒哀楽を感じ、生きていけると思います。

心の病気の方もきっと辛いと思いますが、理解してくれる人は必ずいます。

そして治らなくても、病気と折り合いをつけれるようになればきっと心の闇に光が指すと思います。

私はまだまだわからないことだらけです。私自身、まだ信じられないです。治るのか、折り合いを付けれるのか…それでも今は生きるしかないみたいです。

そんななのにこんな大口叩いてすみませんでした。

では(*´∀`*)