みんなが普通にやってることが 自分には難しいことのひとつ

 

朝起きたら パジャマを脱いでとにかく着替える

 

こんだけのことが 今月は出来なくなっていたメンタルだったけれど

この1週間つづいてお着換えできてる!!

 

自分にとってそれは快挙であり 頑張ったことだ。

この調子で明日もあさっても 継続できたらいいな。

 

 

わたしは20年ほど前に仕事中に突然声が出せなくなり

電話が鳴って受話器を取っても 「はい」のあとが 震えて音にならず

しゃがんでいると 立ち上がるときにお尻が床についてひっくり返るし

あきらかに 「おかしい」って同僚にもわかったようで

その日のうちに帰宅を命じられ

そこから健保を使っての休職になった。

 

当時は 「重度のうつ状態」という診断書で

もちろんそのずっと前から仕事上の我慢などがトリガーになって

心療内科にはかかっていたけど

投薬治療では なかなか改善しないで むしろ悪くなるばっかり。

 

その後 いわゆる街のクリニックから 大きな総合病院に転院し

突然転倒して頭を打ったら CT撮影し (気絶でなく 意識あるのに脱力転倒)

薬が効いているか血中濃度をはかるための採血が年一くらいであったり。

 

通院するのも遠方だから 一日がかりで大変だったけれど

傷病手当を「うつ病」でもらうには 2週間ごとの診断書が必要で

病院の日だけ 頑張って着替えて メイクもなし 毎回同じ服装で

どんよりした顔のまま バスや電車に乗って往復だけで3時間。

それも パニック障害もあったから 各駅停車しか乗れなくて

しばしば所要時間は延長するから 早めに家を出て予約時刻まで待ち

診察室滞在時間は約5分。

自分でも 治る気がしなかった(苦笑

 

それから紆余曲折あって さらに精神科が人気という総合病院を紹介されて

再度転院し 傷病手当をもらえる18か月を過ぎると

無収入になってしまうので 治ってもいないのに 復職可能の診断書をもって

職場に復帰。これが =あかんやつ= だった。。。。

 

1年は頑張って出勤したけれど 今度は 通勤途中に電車に乗っていられず

途中下車した駅で ボーっとベンチにすわりこみ

職場に『休みます』の電話を入れる。

職場の最寄り駅まで乗っていけても 履いている靴が 左右で違ったり

着ている服が前後ろ逆になってたりで様子が変だと 

見知らぬ人にも思われる始末で

「駅員さん呼んであげるから 休憩室で休ませてもらったら?」

と声をかけられることが再々あって。

 

 

 

二度目の休職のときは 「パニック障害かつ鬱病」って診断書が出た。

 

あの頃は 娘が受験とか 高校生になったりとかで

とにかく経済的不安が大きくて

家にいても全然眠れないし カーテンも開けたくないし

どんどん痩せて 体力も落ちて 『最悪』だったな。

 

 

やがて「双極性気分障害Ⅱ型」という病名に変化して

薬もいくつか変わって

平たく言えば 躁うつ病 ってことになり

突然元気になって 揚げ物したり 遠くまで出かけたりできるのに

不安が増すと ドーンと気持ちが落ちて なんにもやりたくない状態。

自傷行為もエスカレートし

高校生だった娘は さぞかし きつかったと思う。

毎朝 わたしが息をしているか 顔に手を持って行って

呼吸を確かめていたんだそう・・・

 

だから いまだに 娘には申し訳なさがいっぱいあって。

 

なにはともあれ 起床後にパジャマを脱いで着替える は

継続していることに まずは自信を持とう。

後戻りしたら 一からやり直せばいいのだ。うん。

 

 

 

 

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