何度も書いてきていますが

私は去年の4月に子供たちを連れて

突然家を出ました。

翌5月に離婚調停を申し立て

約1年1ヶ月話し合い

無事に終わりました。


元夫は典型的なモラハラ夫でした。

付き合い始めた16年前から

違和感は感じていて

街中でも急に機嫌が悪くなると
(夫が期待した事を私がしないと)

周りに人がいようと関係なく

怒鳴り散らされ、置いてきぼりにされ

謝り倒してやっと許してもらえる。

許されたとしても、すぐに何故か

「金銭的に締め付けが始まる」

「掃除をさせられる」

「約束文を書かされる」

そんな事は当たり前でした。


ずっと思っていました。

「私がいけないんだ」

「私がちゃんとしていないからだ」

「私のことを他に好きになってくれる

人なんていないんだから仕方ない」

「私さえ我慢すれば済むことなんだ」



子供たちがずっと元夫のご機嫌を

取っていても

ブチギレは突然やってきて

子供たちに飛び火する。

それを見るのも辛かったです。

全て「お前のせいだ」と

言われてしまうからです。

「お前が日中一緒にいる時間が

長いんだから、子供たちの成長は

全てお前のせいだ」と。



身体も心も悲鳴をあげていたのに

まっっっったく

気にせず、気にかけず

生活していました。

卵巣嚢腫、卵巣摘出、生理不順、

肩こり、原因不明の眩暈、

足首骨折。

いつキレられるんだろう、と

毎日ビクビクしながらの生活。

それでも

「こんなの普通なんだ」

「これくらい我慢できなきゃいけないんだ」

そう思っていました。



でも2018年3月に転機が訪れました。

夜遅く帰ってきた元夫が

コタツのスイッチがついてる事に気づき、

娘をたたき起こしました。

寝ぼけているし、何が起きたのか

理解できない娘は

すぐに謝ることが出来ず

説明しようとしていたら

「ふざけんな!!座れ!!」と

娘を正座させました。

私も何が起きたか分からず

とりあえず弁解しようとしたら

「お前も座れ!!」と。



そして娘をギャンギャン怒鳴り

決定的な一言を放ちました。


私を指さし、

「いい?ちゃんと謝れないとこういう

“馬鹿な大人”

になっちゃうんだよ?

それでもいいの??」と。



その言葉を聞いて

私の中で何かが切れた気がしました。



「ああ、もうやだ。」



そこから私は

何か自分でも信じられないくらい

物凄いスピードで行動し始め、

弁護士さんの無料相談に行ったり

マンションを借りに見学に行ったり

家具を揃えたりと

元夫にバレないように

こっそりと、完璧に準備しました。

ものの1ヶ月で。



私は自分で

ああ、私ってこんなに

「動ける」んだ、と

びっくりしました。



今思い出すと、あの言葉を言われてから

まだ1年半くらいしか経っていないのに

なんだか物凄く昔のような

感じがします。

幸川先生が違う記事で仰っていたように

自分が変わった後だと

それより前に起きていた事が

昔を通り越して

「過去生」だったんじゃないかと

思うような

そんな感じがしています。



前の元夫と住んでいた町も

今の家とすごく近いけど

そっちのほうに行かないせいも

あるかもしれませんが

全く「違う土地」に

いるような感じがします。



今、思うこと。

周りの人に話したりする時に私は

「私だけなら我慢できた」

「子供たちが辛い目に合うのが

耐えられなかった」と

話してきた事がありました。



けど。

それは、今思うと

「綺麗事」だったかもしれない。

多分きっとあのままでいたら

「私だけなら我慢できた」なんて

絶っっっ対に

言えないと思うからです。



私は、やっぱり


「私が我慢できなかった」


その気持ちを

一番に優先したから動いた。


何かが切れた気がしたのも

その気持ちがもう抑えきれなくなったから。

じゃなかったら、あんなに

物凄いスピードで行動し始めるなんて

出来なかったかもしれない。



「あのまま私の人生を終わらせるなんて

絶っっっ対に嫌だ!!!!!」


心からそう思ったのは

やっと自分が

今まで何をしてきてしまったのか、を

理解したからだと思います。



私が問題の本質を


ちゃんとみていなかった。


私が私を


守ろうとしていなかったから


起こったことを


元夫の心の傷のせいにして


元夫が育ってきた環境

(元夫の両親)


「だけ」のせいにして


いたんだと思います。



私がもっと自分のことを大切に

生きていれば…

「私が自由に動くと周りを不幸にする」

という潜在意識が

根付いていなければ…

こんな事にはならなかった。


元夫がモラハラの性質を

持っていたとしても

ここまでモラハラが酷くなってしまったのは

私が自分を大切にしなかったことで

元夫のモラハラを「助長」させて

しまっていたんだと

ようやく解りました。



もっと前に解っていたんです、きっと。

けど、それを認めたくなかった。

自分のせいだと、思いたくなかった。

今まで「お前のせいだ」と

言われ続けてきて

やっぱりまた「私のせい」?!

冗談じゃない!!!って。。



けど、やっぱり

私がそうだったから

そういう現実を引き寄せていたんだと

腑に落ちました。



何事にも他人を優先する、

相手の気持ちを一番に考える、

そう母から教わってきたこと。

私が極端な受け取り方をしていたのかも

しれません。



やっぱり「自分を大切にする」

そこがちゃんと出来ていないと

それに見合う現実しかやってこない。。

周りから上手く使われたり、

モラハラ夫と結婚してしまったり、

「大切にされない現実」が。


思い出すと本当に

酷いことをされて、酷いことを言われて

いましたが

今思えば、私をこうやって

奮い立たせてくれた。

それを教えてくれるために

私の前に現れ

私にとって物凄い影響力のある

2人の子供たちに会えた。


今までの16年間を

許す事はできないけど

「自分を大切にする事」が

本当に大事な事なんだと

教えてくれたことと

子供たちと巡り会わせてくれた事には

本当に感謝しています。





今、子供たちと3人で暮らしていて

本当に毎日穏やかで楽しいです。

子供たちのことはもちろん

考えて動いているけど

前の家と違うことは

私が「ご機嫌」でいる事が

一番大切なんだな、と

思っている事です。



やっぱり、一緒に生活しているから

一人のメンタリティが相手に移るし

特に子供たち2人は

スターシードの私から生まれた

多分地球を知らない

物凄い「宇宙人魂」。

見ていてもそれがすごく分かります。

なんか、お互いの「脳」を

「インストールし合ってる」感じなんです。


今まで、自分の気持ちや

自分の身体を優先することに

罪悪感があったけど

結婚する前の私のように

「あ、私って元々こうだった!」と

思う事が増えてきたので

…というか思い出してきたので

「自分の心に正直に」

生きていこうと思います。



Always happy...(*˘︶˘*).:*💜