ウトウトしては起きてスマホをいじる時間を過ごし、6時に起床。


まだお腹はゴロゴロ言っています。
水も飲んでないのに、もうこれ以上出したらペッタンコになっちゃう~!!
病院は乾燥しているので唇が乾きまくってリップクリームは必需品です。


朝の検温を終えて、看護婦さん登場。
今日の流れを話してくれて、電解質の点滴開始。


お腹の消毒、剃毛(あそこのね)をする事になり。


専門学校の頃から仲良しの友達が、実はまるっきり同じ卵巣嚢腫に3年前になり、手術経験者。
「本当、剃られてる時の恥ずかしさと剃った後の無残な姿・・・自分で剃って行ったほうがいいよ!」と教えてくれました。
なので、それを伝えると看護婦さん、おもむろにチェックビックリマーク

「あ~いいですね~♪良い感じです~グッド!


い、いいんだ(笑)



その後は抗生物質の点滴をして、血圧、検温をして待機。



13時に私の母と旦那さんが来てくれました。
何気に久しぶりに会う母。
御見舞をわざわざ持ってきてもらってしまって、申し訳ない。。


手術が3時なので、それまで3人で色々話しながら待機。


時間になり、麻酔の先生登場。
前に1度、手術前の検査で会っているのだけど、
いつも陽気なおじ様口笛
「緊張してるの~??大丈夫だよ~!!寝てればいいんだから♪あはは♪」

そりゃ、そうなんですけども💧


「アレルギーも鼻炎も風邪もないね~!う~ん、これだけ健康体も珍しいよ!!
日本の医療に貢献してるね~!!あはは♪」


そ、そうですね💧


「じゃ、手術室行くよ~!!」


いよいよ手術室へ歩いて移動。
手術室の目の前で、母と旦那とお別れ。
「頑張ってね」と言われるも、笑えない。


ウィーンとドアが開き、真ん中にスポットライトを浴びたような手術台がどーん!!

おおお!!!テレビで見たことある!!!
本物だ!!!←


「はい、じゃあスリッパ脱いでこの階段登って台に座ってね~」と言われ、階段を2段上る。
緊張からか、ふぅ~と息をする私にベテラン看護婦さん3人が「大丈夫だから!」と声を掛けてくれる。


タオルケットで隠しながら全裸になり、手術台に横になる。
頭にシャワーキャップみたいなものを被せられ、麻酔科の先生再び。


「じゃあ練習ね~!大きく吸って~!!
まだ眠くならないからね~いっぱい話していいんだよ~!!」


そんな話すことなんてありません(T_T)
緊張でいっぱいなんだし、大きく吸ってる最中なんだから!!!


しばらくして、執刀してくれるいつもの先生が登場。
ものすごく穏やかな笑顔。
私の緊張をほぐしてくれようとしてるのが分かる。


「麻酔開始します」
その一言に恐怖と不安がピーク!!!
声も出ず、ただただ涙が止まらなくなる。。


「あららら、泣いちゃったね~大丈夫だからね!終わったら違う世界が待ってるよ!!」と看護婦さんが一生懸命涙を拭いてくれる。


ああ、ごめんなさい、年甲斐もなく大泣き・・・
し・・・ちゃ・・・・・・って・・・



人一倍、喉が弱い私。
少しの異物でもオエーとなってしまう。
喉に違和感を感じて、何度もオエオエなって意識が戻ってきた。


看護婦さんたちがバタバタして、「そっち持って!いち、にの、さん!!」
と移動されたのが分かる。


「Yukickさ~ん!!!終わりましたよ~!綺麗に取りましたからね~♪」
と先生の顔が見える。
2時間で手術終了したらしい。



ありがとうございました、と言いたいのに・・・・・・声が出ない。


そこから尋常ではない寒さが襲ってくる。
何この寒気・・・マイナス20℃とかなんじゃないの?!ってくらい、寒くて寒くて歯がガタガタ鳴ってしまう。


回復室にガラガラとベッドごと移動されたのは何となく分かる。
寒い・・・寒過ぎる!!誰かなんとかして!!



しばらくすると旦那と母が入ってきた。
「Yukick、頑張ったね」と2人の顔を見た・・・というか、うっすら見えた。




その言葉と姿に安心したのか、また泣いてしまった。


「ね~!頑張ったよね!!始まる前もね、ずっと泣いてたの。多分そこからの記憶の繋がりなのかもね?」
と看護婦さん。
いや、分かってるんです、始まりも終わりも。
泣き虫なんです、ずっとごめんなさい。。←



母はその後は私の涙に貰い泣きしながら帰っていったそう。
残って付き添ってくれた旦那に教えてもらいました。


「取った卵巣、見せてもらったよ。先生も予想より大きくてビックリしたって。
すごい大きかった!なんかね、しまちょうみたいだった!」


ええ?!見たの?!
しまちょうってなんだよ!!!
そう言いたいのだけど、麻酔の管が喉に入っていたせいか、喉が少し痛くて全然声が出せない。



私も自分の卵巣、見てみたいな。。
退院までに見せてもらえるかな?
そう思いながら旦那が帰るのを見送りました。



寒気が収まったけど、今度は違和感再び。
尿を取る管が入ってる事に気づく。
そのせいなのか?トイレに行きたい感じがする。
でも管入ってるからその必要は無いんだけど💧



手には点滴、酸素を測る機械、心電図、血圧計、
足には血栓を防ぐポンプが付いていて、身動きが取れない。


う~ん💦背中と腰が痛いよぉ💦
しかも眠れないよぉ~💦
今は6時半。このまま朝まで耐えられそうにない!!
そう思って、ナースコールを押して、声を振り絞って看護婦さんに
「ちょっと旦那連絡取りたいから、携帯を枕元に置いてもらえますか?
あと、横向いてもいいですか?」とお願いする。


横向くのは傷が動いて痛いから不安だったんだけど、看護婦さんは、「いいんですよ~できればどんどん動いてもらいたいんです!腸閉塞を防ぐためにも。」と言ってくれた。



術後まだ2時間くらいしか経ってないのに、携帯いじれるようになるって凄いな・・・
母と旦那にお礼のメールをして、父にも無事終わった事をLINEしました。



そこから今現在も回復室でウトウト→携帯いじる時間が続いています^^;
やっぱりね、ぐっすりは眠れないんですよ💧
気づくとウトウトはしてるんだけどね。
傷も痛い!!ってほどでは無いんだけど、やっぱり動くと突っ張るし、咳払いとか痛くて無理💧


早く起床の時間になって、尿の管とオムツ取って欲しいなぁ(;´∀`)