こんにちは! ゆきです![]()
今日は久しぶりにジュディを模して書こうと思います。
※ジュディは「あしながおじさん」の語り手兼主人公です。書簡体小説です!
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11月11日(火)
わたしの拙いお手紙を読んでくれるあなたへ
今日は何を日記に書こうかと考えていましたが、長いことあなたに手紙を書いていないことを思い出したので、こうして筆をとっています(実際にはパソコンをタイピングしているわけですが)。ここ数日の出来事をちょっとばかり書くつもりですが、長々としたお手紙になってしまったらごめんなさいね。
1週間前に「BUTTER」を読み終わってから、半年前に購入した「炉辺荘のアン」を読み始めました(ちなみに、「ジェーン・エア」も並行して読んでいます)。「炉辺荘のアン」はアンの34歳からの物語なのですが、どうも読んでいるとレベッカ・デューが出てきたあたりで、これはもしや「風柳荘のアン」の後に書かれた作品なのではないかと思い始めてしまいました。と言うのも、「風柳荘のアン」はアンの婚約時代の3年間を書いた作品ですが、作者モンゴメリ晩年の作品で、それまでの「アンの愛情」までと随分テイストが異なるのです。小説の冒頭にエピグラフがなく、章のタイトルもないのです。きわめつけが「レベッカ・デュー」。この女性が「風柳荘のアン」に出てくるので、どうやら読んでいて感じていた違和があるのは当たり前だとなったわけです。
先に「虹の谷のアン」「アンの娘リラ」を読めばよかった…と若干後悔しているところです。個人的にはアンシリーズは初期3作、特に「赤毛のアン」「アンの青春」が好きです。アヴォンリーでの暮らしが丁寧に描かれ、季節の移ろいを小説から感じられるのが好きなのです。しかし、後期の作品となると、風景描写は少なくなってしまい、お節介なアンが出てきていろいろなことをするのを見ると、なんだかな…と思ってしまうのです。初期作品よりも読む楽しさが少ないために、あまり読み進められていないのです(やっと7割読めたところです)。
「ジェーン・エア」は始めの方はそんなに面白くなく読み進められず「BUTTER」を先に読み終えてしまったのですが、後半にロチェスター氏が出てきてやっと物語が動き出したので、あともう少しで上巻を読み終えるところまで来ました。下巻はまだ手元にないので、そろそろ購入を考えてもいいかもしれないと思っています。
下巻に行く前に、先に購入した本を読んだ方がすっきりしそうでいいのではと思っています。週末に本屋さんに行ったら、下巻を買おうと思います。
それから、今週は牛乳を使ったシチューを作りました。シチュールーがチーズをたっぷり使ったものだったので、こってりした味になるのではと少し不安でしたが、実際はコクのある食べやすい味のシチューが出来上がりました。パウダー状のルーよりも今回のルーの方が好きです。ただ単価が少々高めなので、毎回それを使うかどうか少し考えてしまいますが、牛乳を使いきれるのなら、個人的にはアリかなと思っています。今回は全体的に具材を多めに入れて作ったので、まだ3食分はたっぷりありそうです。金曜日に頼んでいるお弁当をキャンセルしようか考えるくらいには、美味しいシチューです。本当はシチュールーも作ったらいいのでしょうが、そこまでしようとは思えないので、簡単に無理なく作れる今のスタイルを続けるつもりです。
ただ日常のことを書いていただけなのに、4枚ものお手紙になってしまったので、このあたりで今日は終わりにしますね。
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今回はここまで。読んでいただきありがとうございました♡