アニメ「アン・シャーリー」を半年間、毎話を心から楽しみにしていました。

今回が最終話だったので、少し寂しい気持ちがしますが、わたしはアンの物語が大好きです。

 

子どもの頃に見たアンと、大人になって見るアンは、話は同じなのに心への届き方が違って。

昔は、アンってかわいいな、素直な子だなと思っていただけだったのに、大人になって見てみたら、子どもを体験し、大人になった今を体験しているからか、アンの気持ちだけでなく、マリラやマシュウ、ギルバートやフィルの気持ちがずっと近くに感じられるようになりました。マリラやマシュウのような年齢ではないし、ギルバートのように男性ではないけれど、わたしの持つ想像力で容易に想像することができるようになりました。

こんなに心に沁みる温かい話だと知らなかった。もう、アンを知らなかった世界には戻れないし、戻りたくない。そう思っています。

今年の春にアニメ化することを知って、本を読み始め、アニメを見て、アンの世界を知ることができて本当によかった。

何事もタイミングなのでしょうね。

 

アンはギルバートを失うかもしれないと思ったときに、初めて彼を愛していることを自覚しました。

結果的にギルバートは体調が戻り、アンに再度気持ちを伝え、アンも素直に自分の気持ちを伝えられて、一緒にいられるパートナーになることを約束出来て、自分のことのようにうれしいです。

ギルバートもよくぞ諦めずアンを愛し続けてくれて、こういうまっすぐなところがすてきだなと思いました。

 

愛することができる相手やものがあることは、とても幸せなことだと思います。

相手に同じ気持ちを求めるのではなく、自分がその対象を愛したいから愛す、それがわたし個人の理想です。

もちろん、その対象がわたしのことを大事に思ってくれるのなら、それはそれでうれしいだろうなと思うけれど、自分が好きならそれでいいのだし、いつも素直に生きていきたいと、ギルバートにだけ頑固なアンを見て思いました(笑)

 

「アンの愛情」までアニメ化してくれて、うれしかった。

その続きは、わたしの想像の翼を広げて、アンの世界の続きを読み続けるつもりです。

想像の翼、「花子とアン」で花子がよく言っていた言葉だったな~

 

大人になっても、想像することはできる。

想像することを続ければ、そして行動し続ければ、きっとすてきな現実を創っていけるだろう。

 

今回はここまで。読んでいただきありがとうございました♡