こんにちは! ゆきです😊
今日は買い戻した本が家に届きました~♡
わたしは本が本当に大好きで、よく本を買っている気がします。古本屋で買う方が安いですが、誰かの元に少なくとも一度は渡った本のエネルギーと臭い(わたしの場合、臭いが快ではないのでこの字)が苦手で、いつも真新しい本を買うのです。
3年半前に買って、多分2年くらい前に手放してしまった本をまた買い戻して、これからじっくり読むつもりです。
買い戻してまで買いたくなる本ってあまり多くないのですが、この本はまた手元に置きたくなってしまって。
まさか手放していると思わなくて、なかったことに少し驚いたくらい。
引っ越しを考えているのに、また本を増やしているわたし。
わたしって、なんてお茶目なのかしら(笑)
大好きな本は、何でも話せる友人みたいな存在で、近すぎず遠すぎず、ちょうどいい距離にいてくれるんです。
角田光代さんの「さがしもの」を読んでいたら、本にまつわることをわたしもいくつか思い出した。
同じ絵本を何度も読むように母親にお願いしていた幼稚園生のとき。
小学校の図書館が大好きで、よく挿絵のある本を借りに行っていたこと。
小学校の総合の時間で、図書館で絵本を作ったこと。
友だちがいなくて教室で本を読んで、本の世界に耽っていた中学生時代。
高校生になったら、課題と部活動に忙しくてまともに本を読めなくなったこと。
課題のための本を読んでいた大学時代。
自分の生活を変えたくて、藁にも縋る思いで本を読んでいた20代。
そして、今は読書が好きで、次々と本を読んでいる幸せなとき。
今のわたしは、小学生以来の本との蜜月関係になった。
わたしは、本を読む人に一層興味がある。
その人が本を読んでいてもいなくても、究極はどちらでもいいのだけれど、その人がどんな本を読んで、どんなことを考えたのか、感じたのかに興味がある。
人は、本を読まなくても、死にはしないけれど、それでもわたしは本を読むことが好きだ。
何故本を読むのかと聞かれたら、「さがしもの」の「ミツザワ書店」に出てくるおばあちゃんが言うのと同じように、本はいろいろな世界を見せてくれるから読むのだ。どこかに行かなくても、本を開けば新しい世界が目の前にある。
小説なら、本の中の登場人物になったつもりで、多くのことを疑似体験できる。
エッセイなら、著者の体験や考え方を読んで、自分の生活に活かすこともできる。
専門書なら、その分野の知識を増やすことができる。
わたしが知らないことをたくさん教えてくれるし、「どうしてそんなにわたしの感情に寄り添ってくれるの!」と思うような存在として傍にいることもある。
だから、本はわたしにとって、本当に友人みたいな存在なのだ。
旅行先にも本を持っていくし、仕事の休憩時間にも読むし、ちょっとしたお出かけにも持っていく。
本はわたしの相棒なのだ。
「さがしもの」を読んだら、こんなことをいろいろ思い出したり、考えたりした。
わたしは今まで出会ってきた多くの本に救われてきたのだなと思った。
今回はここまで。
読んでいただきありがとうございました♡