こんにちは!ゆきです😊

あと数日で暦上では秋ですね。ここ数日暑い日が続いているので、そろそろ秋を感じさせる陽気になってくれないかなと本気で思っています。子どもの頃は、8/15を過ぎたあたりから朝晩は涼しくなり、9月下旬には日が陰ってくると、すっかり肌寒さを感じるようになったんですよね。そんな昔が懐かしい…。

しかしながら、柿の実が青いものの生っていたり、空の雰囲気が少し秋らしさを感じさせるものだと思ったり、夏至を過ぎて日が少し短くなったりと、暑さは続いていても、その中にほんのりと秋らしさを感じるようになりました。秋を感じるかどうかも、自分自身がどこに焦点を当てるかで、きっと感じ方も変わってくるのでしょう。

 

 

さて、今日は久しぶりに大河ドラマ「べらぼう」の感想です。

 

★今日のあらすじ★

今日は、北尾政演こと山東京伝の「江戸生艶気樺焼(えどうまれうわきのかばやき)」ができるまでのお話でした。

田沼意知の死後、誰袖(かをり)は意知を殺した佐野を呪う日々を過ごし、可愛らしい笑顔がすっかり見られなくなってしまい、そんな誰袖をどうにかまた笑顔にしたくて、蔦重は自分なりの仇討ちをすることに。本屋らしく本で笑いを取りたいと思った蔦重は、ぬっぺりした鼻が特徴の人物を題材に、なにか面白い話を作ってくれないかと仲間の戯作家に話をします。そこで、山東京伝が書くことになるのですが…作った話には素人が笑えるような要素が足りないとなり、京伝は自分には荷が重いからと一度は降りようとします。誰でも「ガハハ」と笑える馬鹿らしい話って一体どんな話だろうか…と考える蔦重は、佐野の身の上話が可哀そうなものだと知ると、全然笑えないから、全部ひっくり返したらどうだろうと考えます。そしてそんなとき、京伝と春町と喜三二と鰻を食べながら、こんな話はどうだろうと口々に話していって、京伝は書きたくて堪らないと言い、もう一度書き、「ガハハ」と笑える馬鹿らしい話ができ、かをりも久しぶりに笑えるようになった…という話でした。

 

★ざっくり感想★

「江戸生艶気樺焼」は仇気屋艶二郎(あだきや・えんじろう)が浮名を流したくて、あの手この手で尽くすも、全然浮名を流せないという本当にしょうもない話です。これをドラマ劇中劇として見られたので、本当に馬鹿馬鹿しくて面白いんです。

たくさんのお金を払って間夫気分を味わおうとしたり、読売(ちらしビラ)を作って色男だと宣伝してもらったり、たくさんのお金を払って押しかけ女房を雇ったり、本当になにやってるんだ!という艶二郎。

どこに必死になっているんだというようなことに必死で、自然に笑ってしまいます。

こういう馬鹿げた話を馬鹿真面目に創ることができるのって、すてきです!

 

そして、春町先生が久しぶりに出てきて、「わー!春町先生だ!」と嬉しくなってしまいました。

春町も京伝も絵と話を書くことができる戯作家であり、通じ合うところがたくさんあるから、今回は春町先生が京伝が一度降りかけたときに、家に行って京伝の頑張りに共感し、何とかまたやりたいと思えるように近くできっと励ましたのかなと思うような感じでした。春町先生の不器用だけどまっすぐなところが、個人的に好きすぎます。そして、劇中劇で京伝が艶二郎を、春町が悪井志庵(わるい・しあん)を面白おかしく演じていて、面白いんです!艶二郎の鼻が独特なぬっぺりした鼻で、京伝演じる古川雄大さんの整ったお顔が鼻だけでこんなに変わるのかと思ったものです!艶二郎の馬鹿らしいお茶目な雰囲気が出ていて、笑えるのだろうなと思いました。

 

 

今回はここまで。読んでいただきありがとうございました♡