こんにちは!ゆきです!


絶賛「べらぼう~蔦重栄華夢噺~」にはまっています😊

昨日の第22回「小生、酒上不埒(さけのうえのふらち)にて」、控えめにいう必要はありませんが、最高でした✨✨✨

岡山天音さん演じる恋川春町が、もう、もう、とっても愛おしくてたまらない。

真面目すぎで堅物で自信がなくて、でも自分の作品を誇り高く作っている恋川春町が、周りの絵師や戯作者となかなか打ち解けられず、自分は求められていないと半ばひねくれ半ば諦め、筆を折ってしまったのですが…昨日の第22回では、春町が自分の殻を破って生まれ変わった瞬間に一緒に立ち会えたようなそんな感慨を感じた回でした。


春町に筆を諦めてほしくないまあさん(尾美としのりさん演じる朋誠堂喜三二)と歌麿(染谷将太さん)が春町を訪ねると、「恋失 川失 春失 町失」と書いた紙を見つけ、どういうことか聞くわけです。一方その頃、蔦重は太田南畝(桐谷健太さん)らと春町のことを話しており、南畝が「春町があんなに皮肉がうまいと思わなかった!」と楽しそうに言い、それを「そうきたか!」と蔦重は思いついたところに、まあさんと歌麿に連れられた春町が、蔦重と話をします。

蔦重は春町に「もう一度、うちで書いてくだせえ。ひとつ「皮肉屋の恋川春町」で」と言うと、「恋失 川失 春失 町失」の紙を蔦重に見せます。訳がわからず春町に聞くと、「恋失=未練、川失=枯れる、春失=はずす、町失=不人気、恋川春町とはそういう男だ。」と。また屁に囲まれた屍で「ひとり」。

春町は吉原を皮肉った言葉遊びをたくさん作ります。春町は頭が柔らかくて、なかなか思い浮かばないことを思いついて、面白いです。


そして、春町は「廓𦽳費字盡(さとのばかむらむだじづくし)」は評判になり、政演(まさのぶ)とも親交を深め、余興で平賀源内の「放屁論」のへっぴり男を舞って盛り上げます。実際がどうなのかはわかりませんが、春町が自分から周りとの仲を深めたくて近づいていく様を見て、じんときました。


まさか2話続けて「屁」で終わるとは思いませんでしたが(笑)、「べらぼう」は人物の掘り下げがステキで、いろんな登場人物を好きになってしまいます。

昨年の「光る君へ」とは全然タイプの違うドラマですが、わたしは今年の方が好きかもしれないなと昨日思ったのでした。


殻を破った春町が、これからどうなるのか見てみたい!(もちろん歌麿も!)

ということで、今回はがっつり大河ドラマについて書きました。


今回はここまで!

読んでいただきありがとうございました💓