こんにちは!ゆきです😊


「赤毛のアン」シリーズを3冊目まで読みました。

幼い頃に見たアニメは、シリーズ1作目の「赤毛のアン」を描いたものだとシリーズを読み始めて知りました。ちなみに今NHKで放送されている「アン・シャーリー」もシリーズ1作目の「赤毛のアン」を描いたものです!


「赤毛のアン」(1作目)はアンがアヴォンリーに来る11歳からクイーン学院を卒業する15歳くらいまでを描いた物語で、アンが少しずつ大きくなっていくのを見られます。想像力が豊かなアンを楽しみつつ、アンと一緒に暮らすことでマシューとマリラにも変化が訪れ、心温まる物語でわたしは大好きです。


「アンの青春」(2作目)では、クイーン学院を卒業して、マリラを一人にしたくないアンはアヴォンリーで先生として働きながら、マリラの親戚の双子を引き取って、マリラと共に双子を育てながらアンは夢を諦めずに追う、という物語です。個人的には、ミス・ラベンダーとポールが素敵な人物で好きでした。オールドミスになるなら、ミス・ラベンダーみたいな心持ちでいたいものだと思いました。


そして「アンの愛情」(3作目)は、住み慣れたアヴォンリーを離れ大学に通い、そこで出会う人との交遊やアンの恋模様が描かれます。一方、故郷アヴォンリーに戻っても、以前とは変わってしまったことが多くて居場所がないとアンは寂しさも感じます。

「アンの愛情」で書かれたことの中に、共感することが多くて、アンの気持ちに寄り添っている自分がいました。

腹心の友であるダイアナが結婚して、住み慣れた家から離れ、アンはダイアナと気軽に会えない距離になることを嘆き、結婚することで子ども時代とは永遠に変わってしまうことを悲しんでいるようでした。

あんなに昔は会って話をしていたのに、友が結婚していくと、何故だろうか、これまでと変わらずにいることが難しくなってしまうのです。

変わることが嫌なのではなく、昔のような気軽に会って話をしたり遊んだりできなくなるのが悲しいんですよね。昔を懐かしむアンに思わず共感して、わたしも昔に想いを馳せました。

大切な人に大切な人ができるのは喜ばしいことなのでしょうが、わたしはわたしでその人のことを大事に思っていたわけで、置いてけぼり?みたいな感覚になったことが何度かあるんです。

言葉にするには難しい感覚なので、これ以上には言葉で表せないのですがね。けれど、わたしがその友だちを大事に思っているという気持ちだけでいいのではないかと思うようになってきました。

だから、はじめは少し寂しくても、わたしはわたしで自分を癒すことができるし、一人ぼっちになったわけではないのだから、大丈夫!と思えるようになりました。いっそ、ミス・ラベンダーみたいな想像でもたくさんして、自分にとって楽しい暮らしをすればいいのだと。


アンにとってギルバートは良き友であり、良きパートナーになり得る人なのだとわかると、そういう良き友的な人がパートナーなんて最高だなと思ったのでした。

良き友がいることは、人生を楽しくする一つの大事な要素だと思うので、友だちを大事にしたいと改めて思いました。


そうそう、小説の中でアンも物語を書いていたことを知らなかったので、本当に勝手ですが、アンに勇気づけられたというのか刺激をもらいました。わたしの創作意欲が少し上がったのは、アンのおかげかしら。

今度は4作目を読む予定です!

また気が向いたら、アンシリーズについて書こうと思います。



今回はここまで。

読んでいただきありがとうございました💓