こんにちは!ゆきです😊


今日は「国際女性デー」らしいですね。

動画をいくつか見ていたら、選択的夫婦別姓やパートナーシップ制度について挙げている過去の動画があったので、いくつか見てみました。

私個人としては、今のところどちらもあまりご縁のないものですが、日本の婚姻制度についておかしいなと思うことはあるので、今日が国際女性デーということもあり、私もいち女性として考えていることを書こうと思います。

※日本の法的婚姻制度において改姓する戸籍上の性は95%が女性であるとのこと。男性で改姓するのは多くはないが、SHELLYさんの動画でサイボウズの青野社長がその体験談を語っているので、興味のある方はそちらも合わせて見てみるといいかもしれません。




さて、2021年のコロナ禍真っ只中に選択的夫婦別姓の違憲判決が出たらしい(当時そんな報道があったことをおぼろげだが言われれば覚えてはいる)。

私に仮に結婚したい相手がいるとする。しかしながら、現状の日本の婚姻制度では夫婦どちらかの姓を選んで生きていく他ない。私は特別に自身の姓を気に入っているわけではないが、今のままなら籍を入れたいとは絶対に思わない。自分の姓を変えたくないし、相手にその負担を強いたくもないからだ。既婚者に聞くと(姓を変えた側)、手続きが面倒くさいと口を揃えて言うのだ。手続きの面倒くささはもちろん嫌だが、何故姓をどちらかが失わなければならないのだろうか。私は誰のものでもないのに、人も誰かのものではないのに、姓を変えてしまうと、まるで自分が(その人が)誰かの所有物になってしまうように感じるのだ。

そもそも人はみな対等だと言うのなら、この制度は矛盾しているように思えてならない。

夫婦別姓だと家族の関係が云々…と言う人もいるようだが、夫婦の姓が別になった程度で崩れてしまうような関係ならば、もともと健全な関係ではないだろう。そもそも婚姻前は、2人の姓が違ってもおそらく何とかなっていたのだろうから。

そもそも人間が対等であると思っていれば、お互いのことは尊重し合って関係を築こうと自然と思うような気がする。


選択的夫婦別姓は、同じ姓を選択するか、自分の姓を使い続けるかを選ぶ権利ができるだけであり、それに対するNoは人権を踏みにじろうとする行為にさえ感じてしまう。

サイボウズの青野社長は会社経営をしているので、戸籍上の姓と通称の姓を両方使っているそうだが、大事な場面で通称の「青野」が使えないことを嘆いているように見えた。本人証明がすべて戸籍上の姓になってしまうので、普段旧姓で過ごしている人からすると、公的な場では特に大変なことが多そうだなと思う。

また、研究などで論文を書いている人の場合、姓が変わるとキャリアが途絶えるのが問題だとも言っていた。これは私も10年以上前には聞いたことがあり、論文を書く職業に就かないにしても、姓を変えたがために、このような不利益を被るのはどうかと当時から思っていた。


子どもを設ける人たちの多くは、法的婚姻制度を利用する方がメリットが多いのだろうが、子どもを望まず共働きするDINKSの場合にはそうでない人ほど籍を入れるメリットがないだろう。

結婚後は○○さんの奥さんと呼ばれ、子どもを産んだあとは○○ちゃん(子どもの名前)のお母さんと呼ばれてしまうのなら、自身のアイデンティティーを失うことになるので、私はそういう我慢もしたくない。もちろん、本人の名前で呼んでいる(呼び合う)関係性だって、あるとは思っているけれど。


パートナーシップ制度や事実婚を選択する人の中には、選択的夫婦別姓が取り入れられれば法的婚姻をする人もいるようだ。大事なことは、選べることと、一部の人だけが享受するシステムではなく個々が大事にされることではないかと考える。

そして、女性が生きやすいと感じられる社会は、男性にとっても少なからず今よりは生きやすさを感じられるものになるのではと思っている。



今回はここまで。

つらつら思うことを書きました。

少しでも一人一人が自分の気持ちに蓋をせず、自分を表現して生きられるように、まずは、私がそう生きる、と改めて決意できた1日でした🙌

こう書くと、身が引き締まりますね。

読んでいただきありがとうございました💓