こんにちは! ゆきです
今日はしばらく書こうと思っていて書いていなかったことについて書こうと思います。
少し長くなるかもしれませんが、思いのたけを綴ります。
先日、アイドルグループのKAT-TUNが来月末で解散することが決まりました。
私が初めて推したアイドルグループで、初めてファンクラブに入ったのがKAT-TUNでした。
初めて存在を知ったのは、忘れもしない2005年1月。(もう20年前なんですか)
TVドラマ「ごくせん」第2シリーズで生徒役を演じた赤西くんに「こんなに美しい人いるのか」という衝撃を受け、そこからKAT-TUNを知りました。当時は私は中学生で、クラスの女の子たちが「仁くん派?それとも亀派?」と話をするくらい、私の周りはKAT-TUN熱の高い感じでした。その後、徐々に周りは落ち着き始めるも、私は変わらずKAT‐TUNの情報を追いかけ(TV番組と雑誌に限りますが)、デビューからCDを買い始め、赤西くん推しのはずなのに、なぜか亀梨くん出演のドラマを見る、という中学生時代を過ごしていました(デビュー後すぐに赤西くんが留学してしまった影響も多少はありますが)。
高校生になると同時に、私の生活から娯楽が抜け、勉強と部活動中心の生活が始まり、KAT-TUNが生活から締め出されていました。ファンクラブに入っていなかったので、入ってくる情報は変わらず雑誌とTV番組だけだったので、CDが出たら買う程度の緩いファン活動をしていました。
状況が変わったのは、2011年8月。当時大学生だった私は深夜の地震で目が覚めてしまい(震度5弱とかあったので結構揺れました)、情報を知りたくてTVをつけたら、深夜の歌番組でKAT-TUNが出ていました。今は深夜帯も歌番組はやっていないですね・・・時代を感じます。
ちょうどこれから歌い始めます!というタイミングだったのでそのまま見ていると、5人になったKAT-TUNが思っていたよりも好きな感じの雰囲気で、歌とダンスも好きなものだったので、そこからKAT‐TUNのファンに戻ったという感覚でした。歌番組では「RUN FOR YOU」を歌っていました。このMVの亀梨くんが個人的にツボで好きすぎます。
大学ではサークル活動もアルバイトも特にしていなかったので、時間はたくさんありました。私はその時間をKAT‐TUNのことを知るために充てました。過去のこと、グループ結成する前からしたあとも含め、いろんなファンの方のブログを読んで、たくさん調べました。今振り返るとすごい熱量だったなと思うくらいに、日々調べ、どんな人なのかを自分の中で像を作っていった感じです。
そして、この頃にはインターネットでいろいろな情報にアクセスしやすくなっていたので、やっとファンクラブなるものが存在していて、入会するにはどうしたらいいのかを知ることができました。それまで疎すぎて調べようとも思っていなかったので、およそ7年越しにファンクラブに入りました。当時は「You & J」というNEWS、関ジャニ∞、KAT-TUNの合同ファンクラブがありまして、コンサートをやるとなったらすごい倍率になりそうだな~と思った記憶があります。しかし、このファンクラブは私が入会してすぐに解体することとなり、グループごとのファンクラブが立ち上がったのでした。
KAT-TUNのファンクラブに入ったタイミングがコンサートの抽選後だったこともあり、入会後初めて実施のコンサートには行けませんでした。ダフ屋から買いたくなかったので、コンサート会場に妹と行って、グッズだけ買って帰ったという思い出があります。
そして、その年の夏に初めて舞台観劇に行きました。亀梨くんが出演する「DREAM BOYS 2012」に妹と共に帝国劇場に行き、いろんなグッズを買って舞台を見て、初めて生で本人を見て感激したような気がします。すごくキラキラしていて、まぶしかったです(笑)
その年の暮れに映画「妖怪人間ベム」が公開され、舞台挨拶を見に横浜・桜木町まで行きました。推しを見られる機会があるのなら・・・と行動力を発揮して駆けつけようとする瞬発力が自分にあることを知りました(笑)就職活動の最中でしたが、推しがいるおかげで、就活を乗り切れたと思っています。
そして年が明け、5月に教育実習の間の週末にまたも映画の舞台挨拶に行きました。この頃の私は、KAT‐TUNが生きがいと言っても言い過ぎでないくらい、傾倒していました。
だから、このあとの2人目のメンバー脱退が精神的に辛かったのです。
聖さんが突然契約解除になってしまい(その夏から極端に露出が減り、ラジオもやらなくなってしまっていた)、4人体制でグループは続投することになりましたが、見ている身であっても、聖さんの抜けた穴はとても大きいと思っていました。その年の年末に行われたカウントダウンコンサートが、私が初めて行ったKAT‐TUNのコンサートでした。そのコンサートはとても素晴らしかったです。4人になってしまったのは悲しいけれど、4人がそれぞれできることを精一杯やっていて、新しく出発するという決意を感じるものだったからです。
だけど、私の好きなKAT-TUNらしさは4人のKAT-TUNにはないことも実感しました。私は自分を貫く意思(周りからは尖っていると思われるかもしれないけれど)があった彼らが好きでした。けれど、4人は4人なりのグループの形を模索して活動し始めたのだから応援したいと思いました。
もうこれ以上減らないと思っていたけれど、2015年5月のコンサートに行って、田口くんはいなくなるかもしれないと感覚は感じていました(言語化はできていませんでしたが)。その年の秋に彼の脱退が発表され、3人での活動になると知ったとき、帰りの電車で一人泣きました。私は田口くんの低音ボイスとハモリ、キレのいいダンスが好きで、彼の明るさと気配りする姿も好きでした。3人になったら今度こそグループとして幅のある歌を歌うことが難しくなるのではと思い、悲しくなりました。ただ、アイドルである以前に、一人の人間であるので、彼の気持ちは大事にしたいとも思いました。
3人になっても私はしばらくファンとして応援していました。充電期間に入ったあとも、個々が力をつけて再結集する日が来るのを心待ちにしていました。ですが、2018年1月に再始動することが告げられると、私は怒りを感じました。彼らの考える充電期間終了と私の考えるそれは違うのは当事者ではないのだから自然なことですが、当時は自身とグループをちゃんと切り分けて考えることができていなかったので、怒りを感じたのでした。本人たちが納得した上での結論なのに、第三者がとやかく言うのは違うと今なら思うのですが、期待していたのに裏切られたと思って怒りの感情が出てきたのでした。ほんと勝手すぎだなと反省しています。
再始動コンサートが節目だと思い、開演前に一人泣きました(ライブは妹と一緒に行きました)。もう彼らとはお別れだと決めたら、急にいろいろ思い出してしまって・・・。
それから約7年、ファンをやめてしまった今でも、好きなアイドルグループがなくなることに寂しさは感じます。
私のかつての推しは義務感と責任感が強くて、「続けたい・やりたい」よりも「続けなければ・やらなければ」が段々と強くなってしまったように感じて、私は見るのが辛くなりました。彼の哲学が素敵だなと思って人として尊敬し大好きだったので、自己犠牲的な生き方ではなく、自分の人生を生きてほしいなと思っていました。
なので、正直なところ、解散すると知って寂しさよりもよかったなと、かつての推しに対しては思っています。応援する側も、無理やり義務感で続ける姿を見せられるよりも、楽しくてやりたくてしょうがないという姿を見たいのではないでしょうか。
実際の事情は本人たちしか知らないので何も言えませんが、「グループがなくなるから退所するのだと思う」とXで呟いていたファンがいて、きっと彼ならそうだろうなと私も思ったのでした。
今は「推し」の距離感ではないけれど、今後彼のやりたいことができるといいなと陰ながら応援したいなと思ったのでした。
そして、また素敵だなと思う日が来たら、また直接目にできるといいなと思っています。
少し早いけれど、KAT-TUNありがとう💓
今後のさらなる活躍を楽しみにしています!
今回はここまで。
長い記事をここまで読んでいただきありがとうございました💓