こんにちは!ゆきです😊

先日まで浜松で開催されていた第12回浜松国際ピアノコンクールの本選初日に行ってきました💓

遅ればせながら、本選初日に行った感想を書きますラブ


3次予選まではアクトシティ浜松の中ホールの1階席(それも自由席)で聴いていたので、コンテスタントがまあ近いのですが、本選はオケとの共演なので大ホールで行われました。

わたしはあいにく3階席だったので(発売初日ですでにこれよ😭)、コンテスタントとは遠いだろうなと思っていたのですが、結論、近くはなかったですが全体を見て聴くことができたので、十分に楽しめて大満足でした💓


本選初日の演奏コンテスタントは、

ロバート・ビリーさん

小林海都さん

ヨナス・アウミラーさん

の3人でした。

演奏時間の関係で、演奏曲順がアウミラーさんとブイさんが入れ替わり、アウミラーさんが初日最後の演者でした。

3次予選を配信で聴いて、ブイさんの演奏を生で聴きたいと思っていたのですが少し残念でしたが、3次予選を聴いたアウミラーさんを聴けるのは楽しみでしたし、ブラームスの協奏曲を聴いてみたかったので、これはこれでありかなと思いました。


ロバート・ビリーさんが1番初めの演奏者で、協奏曲はプロコフィエフの3番でした。ピアノはYAMAHA。

「蜜蜂と遠雷」では、マサルが弾いた曲だったのでYouTubeで1度は聴いた気がしますが第1楽章しか雰囲気を覚えていなかったので、こんな曲なんだーと聴きました。オケと合わせるのが大変だろうなと素人ながら思いましたが、本番前にもう何度か合わせる機会があったら、この方のプロコフィエフの3番がまた全然異なる感じになるのかな~と思いました。

とは言っても、退屈することなく、最後まで聴くことができました。ピアノで聴かせることができるからなのかなと思いました。


小林海都さんが2番目。協奏曲はバルトークの3番。ピアノはスタインウェイ。

「蜜蜂と遠雷」では、ジンが弾いた曲です。

バルトークは土着的なイメージが強いらしいので、そういう印象かなと思って聴きましたが、小林さんの演奏は軽やかな感じがしました。

オケともコミュニケーションを取りながら演奏していたのが印象的で、いい具合に調和しているように思いました。わたしのバルトーク3番の予習のなさで、あまり曲はよくわかりませんでしたが(笑)、退屈することなく、むしろ楽しんで聴くことができました。


この日の最後はヨナス・アウミラーさん。協奏曲はブラームスの1番。ピアノはKAWAI。

協奏曲の長さで言うと、ファイナリストの中で1番長い曲でした。

彼のピアノを聴くと、オケとの共演だからこそより引き出されるピアニストの表現の幅の大きさを感じました。優しくて穏やかで繊細な音も、強くて迫力ある音も表現できる、アウミラーさんの演奏を聴いて感動しました照れ

オケともコミュニケーションを取りながら演奏していましたし、50分にわたる演奏を退屈することなく聴ききることができました。


本選2日目は配信で聴き、結果も見ました。

鈴木愛美さんが日本人初優勝を飾りました!聴衆賞と室内楽賞も受賞し、総嘗めです。

2位がアウミラーさん

3位が小林さん。

4位がブイさん。

5位がサーラムさん。

6位がビリーさん。彼は日本人楽曲賞も受賞。

皆さん、おめでとうございます!



生音は本当に心に沁み渡って、また直接現地で聴きたいと思いました。

2次予選だけでなく、3次予選も本選も足を運んで本当によかったと思いました。

そう思えたのは、コンテスタント一人ひとりが自分の音楽を追求し表現のしたからで、コンクールの特性上順位付けは避けられないものですが、個人的にはNo.1ではなくOnly Oneを個々が大事にしてこれからもピアノをやってくれたらいいなと思いました。


私自身もピアノを弾くのが好きなので、自分の表現ができるようにOnly Oneを目指していきたいなと思いました。

また3年後も現地でたくさんのコンテスタントのピアノを聴きたいなと思います。


これで浜コンレポは終わりです。

読んでいただきありがとうございました💓