こんにちは! ゆきです♪
第12回浜松国際ピアノコンクールの3次予選2日目に行ってきました。
浜コンが今年実施されると知ってから、2次予選は必ず行くと決めていましたが、2次だけではなくて、3次と本選にも行けるなら行って、その場の雰囲気を体感したいと思っていました。
そこで、3次予選は2日目に、本選は初日に行くことに決めました。
さて、今回は3次予選2日目を聴きに行ったわたしの感想です。
浜コンでは、1次から2次に進める人が24人以内、3次に進める人が12人以内、本選に進める人が6人以内と決まっているようで、正直3次に残ることがすでに十分すごいことだと思います。3次に進めば本選に行ける可能性があるので入賞がちらつきますしね。
3次予選は2日間で実施され、6人ずつ持ち時間70分以内の演奏をします(室内楽込みで)。
わたしが2次予選で直接聴いたコンテスタントの中で3次に進んだのがユ・ソンホさんだったので、彼まではせめて聴いてから帰ろうと思って朝から行きました。
以下、3次予選で聴いたコンテスタントの印象です。なお、わたしは音楽が好きですがクラシック音楽はほとんど知識がないので知らない曲ばかりです💦
11 ヴァレール・ビュルノンさん
YAMAHAのピアノを使用。
室内楽はモーツァルトの短調。
ピアノを弾くときの表情が豊かで好きだなと思いました。
前日に配信で短調を聴いていましたが、実際に聴くとすごく好みの曲で、
それを生演奏で聴いた初めてがビュルノンさんの演奏でよかった!と思いました。
柔和な印象が強くて、音も優しい。
1 ヨナス・アウミラーさん
KAWAIのピアノを使用。
室内楽はモーツァルトの長調。
音が滑らかで優しくてうっとりとしてしまい(寝そうでした…)、心地よかったです!
視覚情報を遮断しようと目をつむって聴くと、うっとしして眠ってしまいそうな心地なんです。
自然なんでしょうね。
73 ソン・ユトンさん
室内楽は短調。音がとても活き活きとしていました。
ソリストで演奏する方が向く方なのかな?と思いながら聴いていました。
それからベートーヴェンの「ハンマークラヴィーア」のみで聴かせる気概がすごいなと思いました。
88 ユ・ソンホさん
YAMAHAのピアノを使用。
室内楽は短調。この日聞いた短調の中では、個人的には彼の演奏が好みでした。
この短調は聴いていると楽しくなってくるのでつい身体が動き出してしまいそうになるのですが、彼の演奏は本当に音がキラキラしている!と思いました。
シューマンとショスタコーヴィチは名前は知っていますが曲は全然知らないので何とも言えませんでしたが、室内楽の方が印象に残ったということだけは書いておきたいと思います。
このあとのサーラムさんと鈴木さんは時間の都合で配信で聴きました。
今回3次予選に行って得たことは、わたしは室内楽が好きだということ、室内楽とソロの演奏では音楽家の表現の幅が垣間見えるということでした。
ソロだけでは分かりづらいことが、他楽器との演奏でその人の持つ良さというか個性が感じられるんですよね。
3年後の浜コンも3次予選は絶対行きたい!と思いました。
ちなみにこの日直接聴いたコンテスタントの中で本選に進んだのが、アウミラーさんでした。
みなさん上手だから難しいですよね。
それぞれに拍手を送りたいなと思います!
今回はここまで。
次は本選初日の感想を挙げますので、また読みにきてもらえると嬉しいです!
読んでいただきありがとうございました♪