こんにちは!ゆきです😊
阿部智里さんの小説である八咫烏シリーズ既刊本を読了しました。
外伝含めると12冊あるんですが、あっという間に読んでしまいました。
まだ完結していないので、続刊が楽しみなわけですが、同い年の小説家ということもあり、勝手に親近感を覚え、刺激をもらいました。
既刊のお薦めの読み方なるものを公式サイトが出していますが、基本はそうしつつイレギュラーな順番で読みました。結果としては、面白さを感じて読めましたし、作家の構想が早期からあったことを感じました。
※()内の数字が公式が出すお薦めの順番です。
わたしが読んだ順番は、
「烏は主を選ばない」(2)
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「黄金の烏」(3)
↓
「空棺の烏」(4)
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「玉依姫」(5)
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「弥栄の烏」(6)※第一部終了
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「楽園の烏」(8)※第二部開始
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「烏百花 蛍の章」(7)
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⭐「追憶の烏」(10)
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「烏百花 白百合の章」(9)
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「烏に単は似合わない」(1)
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「烏の緑羽」(11)
↓
「望月の烏」(12)
です。
アニメを見ていたこともあり、「烏に単は似合わない」はあまり読む気がありませんでしたが、どんな風に書かれているか一読しておいた方がシリーズものに関してはよいだろうと判断し、かなり後半に読みました。
女たちのドロドロはあまり好きではないので(笑)避けていたんですよね。
本の感想は他の記事で書くつもりですが、作家は雪哉のことが嫌いなのかなと思ってしまうくらいに雪哉が雪哉でなくなっているように思えてなりません。それに比べると真赭の薄はずいぶんすてきな描かれ方に思えてしまって…個人的には真赭の薄も好きですが、雪哉がね…ハッピーエンドはないんじゃないかと思えてしまうわけです
わたしが雪哉に肩入れしすぎなのかしら。
読んだ順番が順番なだけに、「烏に単は似合わない」が初読なのに再読したときのような読書感が面白かったです。
あそこがあのようになっていたのね…とつながるつながる。そういうのが面白くて好きなので、何だか得したようなそんな心地でした。
好きな本が未完だと、まだ知らないことを知れるのだと思うワクワク感と、終わりまでちゃんと読めるだろうかと思う気持ちがあるんです。
「十二国記」シリーズも未完ですが、いつ続刊が出るのかわからないんですよね。出るのかな、出てほしいなと切に思うわけです
八咫烏シリーズはペースが早い方だと思うので、続刊が出るのを楽しみにしながら、作品世界の理解を深めたいなと思います。
今回はここまで。
読んでいただきありがとうございました💓