こんにちは!ゆきです😊
読書が趣味だと言いつつも、あまり読んだ本について書いていないことに気づいたので、今年読んだ本について不定期ですが挙げてみようかなと思っています。
読了した本のタイトルと月だけ記録しているので、感想やあらすじは覚えている印象的なことが主になるかと思いますが、わたし個人の備忘録としてもいいかもと思い、今年の1月以降に読んだ本について徐々に書きます。あくまでもわたしの独断と偏見による感想や印象であり、作者や作品の良し悪しを判断するものではありませんので、予めご了承くださいね。
1月は少し多めなので、前後編に分けて書きます。
◎→初読本
●→再読本
2024年1月読了 10冊
◎「蜜蜂と遠雷」上下
◎「祝祭と予感」
◎「ライオンハート」
◎「アーモンド入りチョコレートのワルツ」
●「新日本列島から日本人が消える日」上下
◎「風が強く吹いている」
◎「船に乗れ!合奏と協奏」
◎「革命前夜」
今年の1月は上に挙げた8タイトル10冊を読了しました。再読本は1タイトルだけなので、新しい作品にたくさん触れられた月でした。
そして、音楽関係の小説が5/8と半数以上でした。
「蜜蜂と遠雷」が個人的にドストライクの作品だったので、音楽を題材にした小説を読みたくなり探して読んだ結果ですね。
以下は、書く本の個人的な感想とおすすめ度(★5つが満点)です。
◎「蜜蜂と遠雷」著・恩田陸
個人的おすすめ度→★★★★★
国際ピアノコンクールを舞台に、コンテスタントたちが悩みもがきながらも、それぞれの音楽が共鳴し、新たな音楽が生まれるのを目の前に見ているような体験ができる小説。
この作品を読んで、思わずピアノを弾きたくなってしまい、とても久しぶりにピアノを弾き始めました。わたしの「好き」を思い出させてくれた大好きな小説です。
主なコンテスタントが4人出てきますが、それぞれがとても魅力的です。亜夜も塵もマサルも明石も、それぞれがすてきな表現者で、1番を決めるなんてできません笑
◎「祝祭と予感」著・恩田陸
個人的おすすめ度→★★★★
「蜜蜂と遠雷」のスピンオフ。
短編なのでさくっと読めてしまいます。
コンクール審査員のある2人についてのお話が1番好きかな。
個人的に長編の方が好きなので、読みごたえで★4つに。恩田陸さんの音楽への考え方や出会いなんかも読めるので、そちらも興味深く読みました。
◎「ライオンハート」著・恩田陸
個人的おすすめ度→★★
恩田陸さんの他の作品を読んでみたくて読みましたが、あまり好きではありませんでした。ただ、わたしに合わなかっただけです。
ある記憶を持った女性がタイムワープして、いろんな年代のある男性に会いに行くお話だったような。個人的にはもっとロマンティックな展開を求めていた気がしますが(あんまり覚えてないな)、登場人物の誰にも共感できず、なんだかなと思った記憶だけはあります。
タイムワープものが好きな方や恩田陸さんの作品が好きな方は読んでみても面白いと思うと思いますが、これはわたしには合わなかったみたいです。
タイムワープに対する認識が前のままだったら、おそらくそれなりに楽しめたんだろうなと思いながら読んだ記憶がおぼろ気にあります。
◎「アーモンド入りチョコレートのワルツ」著・森絵都
個人的おすすめ度→★★
ピアノを題材にした小説が読みたくて読んだ本。
これは3編の短編からなる作品でした。
正直あまり覚えていません
子どもが主人公の3編でした。わたしが子ども心を忘れてしまったからなのか(そうではないと思うのだけど)、あまり小説の世界に浸れませんでした。
短編は世界観に浸る前に終わってしまうので、わたしの中に印象が残りづらいんですよね…わたしはズブズブ作品世界に浸りたい人間なので、物足りなかっただけなのかも。
ちなみに、森絵都さんの「カラフル」は映画しか見てませんが、面白い作品だと思いました😊
「アーモンド入りチョコレートのワルツ」は、ちょっと軽い感じで本を読みたい人には読みやすい作品です。
今回はここまで。
後編に続きますので、また遊びにきてもらえると嬉しいです😊
読んでいただきありがとうございました💓