「右」についてどう説明する? | yukiの5次元日記

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こんにちは!ゆきです😊

「舟を編む」を読んで、言葉って面白いな~すてきだな~と改めて感じている今日この頃です。


さて、今NHKではドラマ「舟を編む わたし、辞書を作ります」がやっており、楽しく拝見しています!

小説と映画は馬締(まじめ)視点ですすんでいきますが、ドラマは岸辺みどりの視点ですすみます。

小説が好きなわたしからすると、馬締さんはこんなに饒舌ではないし、こんなに明るかったかな~と思ったわけですが、みどりから見たら馬締さんはそんな風に見えるのかもと、ドラマはドラマで新鮮でわくわくしています。


以下ドラマで印象的だった言葉。

★「なんて」

みどりは恋人に「カメラなんて」「ごはんなんて食べる時間ない」、職場では「辞書なんて」「わたしなんて」、と「なんて」を無意識に使っていましたが、ある時恋人から自分を馬鹿にしてると言われ、はっとしました。

辞書編纂部で「辞書はあなたを褒めもしませんが責めもしません」と監修者に言われ、「なんて」を引くと、①「なんて」の前に来る言葉を軽蔑する言葉、②冗談「なんて」とみどりに言葉の意味を教えてくれるのでした。

みどりが言葉の意味を知って、「なんて」をお茶目に使う姿が見ていて胸がほっこりして嬉しかったです。


★「右」

「右」をどう説明するか―原作小説でも出てきますが、馬締さんは「北を向いたときに東の方向が右」、監修者は「10を書いたときのゼロの側」、みどりは紙に「右」と書きました。その後、みどりは「朝陽を見ながら泣いたときに先に頬の涙がかわく側」と言います。自分にとっての右を説明できるみどりがすてきだなと思いましたニコニコ

さて、わたしは「右」をどう説明する?

わたしは、「ピアノの鍵盤を弾いたときに高い音が出る側」と定義したいなと思いました。「右」を定義するときに、普遍性がありながらも個性を出したいと思ったときに、ピアノが好きなので、この例えがいいかなと思いました。

あなたなら、どう「右」を説明したいですか😊?



★「あきらめる」同音異義語。

「あきらめる」に関しては、「諦める」の意味の方が先行して、「明らめる」(明らかにする)があまり知られていないのかもしれないですね。

みどりは馬締さんに「みどりさんにはあきらめて、あきらめて、あきらめてほしいです」と言われ、みどりは「諦める」だと理解しましたが、その後辞書を引いて「あきらかにする」方の「あきらめる」の存在を知り、背中を押され行動に出ました。

言葉は使う側だけでなく、受け取る側もどう解釈するのかでずいぶん捉え方が変わるのだなと改めて思いました。


こういう言葉がきっとたくさんある。

そう思ったら、もっといろんな言葉を知りたいと思いました。


言葉は使い方次第で人を勇気づけ、一方で人を傷つけもする。だから、わたしは勇気づける方向で言葉を紡げる人間になろうと思いました。


今回はここまで。